【 2010年9月18日号 】 | |
SpursEngine×4基の巨大映像処理カードが発売 |
1枚の巨大基板に4基のSpursEngineを搭載、Mini-ITXマザーボード並に巨大な映像処理カード「WinFast HPVC1111」がLeadtekから発売された。実売価格は99,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
WinFast HPVC1111はSpursEngineを搭載したPCI Express x4対応カードで、SpursEngineとメモリを4組も搭載、表面積240×155mmという巨大な基板に「田」の字を書くように4基のヒートシンクが並んでいる。同社によれば、WinFast HPVC1111では4基のSpursEngineを同時に動作させることで、「リアルタイム以上に高速」というエンコード/トランスコード処理を実現したほか、SD映像から鮮明かつクリアなフルHD映像への変換が可能としている。
このほか、基板上にはPLX製のPCI ExpressスイッチFCBGA「PEX 8624」や、6ピンの外部電源端子なども搭載されている。
なお、付属品にはSpursEngine対応のペガシス製エンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」が付属しているが、「このソフトが4基のSpursEngineをフルに使えるかどうかは不明」(ショップ)とのこと。また、このソフトには「個人用途以外での製品利用を禁じる」旨の但し書きが付いている。
付属マニュアルに書かれた対応環境はAMD製デュアルコアCPU 2.81GHz以上、メモリ2GB以上、Windows Vista/XP、Direct X 9.0。
□WinFast HPVC1111 Product Specification(Leadtek Research)
ftp://ftp.leadtek.com/platform_solution/WinFast%20HPVC1111_Spec02222010.pdf
□TMPGEnc 4.0 XPress(ペガシス)
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/te4xp.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081122/etc_leadtek.htmlLeadtek WinFast HPVC1111 [撮影協力:パソコンショップ アーク]