1枚の巨大基板に4基のSpursEngineを搭載、Mini-ITXマザーボード並に巨大な映像処理カード。メーカーはLeadtek。 この製品はSpursEngineを搭載したPCI Express x4対応カードで、SpursEngineとメモリを4組も搭載、表面積240×155mmという巨大な基板に「田」の字を書くように4基のヒートシンクが並んでいる。 同社によれば、4基のSpursEngineを同時に動作させることで、「リアルタイム以上に高速」というエンコード/トランスコード処理を実現したほか、SD映像から鮮明かつクリアなフルHD映像への変換が可能としている。 このほか、基板上にはPLX製のPCI ExpressスイッチFCBGA「PEX 8624」や、6ピンの外部電源端子なども搭載されている。 なお、付属品にはSpursEngine対応のペガシス製エンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」が付属しているが、「このソフトが4基のSpursEngineをフルに使えるかどうかは不明」(ショップ)とのこと。また、このソフトには「個人用途以外での製品利用を禁じる」旨の但し書きが付いている。 付属マニュアルに書かれた対応環境はAMD製デュアルコアCPU 2.81GHz以上、メモリ2GB以上、Windows Vista/XP、Direct X 9.0。 □関連記事 【4月17日】SpursEngine×4搭載の映像処理カードが近日発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100417/etc_leadtek.html 【2008年11月22日】Cellを元にしたビデオ編集カード発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081122/etc_leadtek.html
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