【 2010年12月4日号 】 | |
LIAN-LIがイベント、新製品や蜘蛛ロボットなど - 新製品を多数展示 |
Lian-Liの新製品を紹介するユーザー向けイベント「Lian-Li & Lancool EXPO 2010」が4日(土)に開催された。主催は代理店のディラックで、開催時間は12時〜17時。会場では、今後発売される同社製品が展示/解説されたほか、Lian-LiブランドとLancoolブランドの萌えキャラクター「リー&ラン」を初公開。.
さらに蜘蛛を思わせるデザインの開放型ケース「T1」をベースとした動くロボットのデモも行った。
新製品が展示
会場展示のメインと説明されていたのは、LancoolブランドのK63。
K63
K63
K63
K63
PC-Q06F
PC-Q06F
PC-Q06F
PC-Q06F
PC-K62R2
PC-K62R2
PC-X500FX
PC-X500FX
PC-A04
5インチベイに4台の2.5"HDDを搭載できるBZ-525。隙間が出来るよう、互い違いに搭載するので冷却に有利という。これは既に発売済み「新型シャーシを採用し、裏面配線に配慮したモデル」(ディラック)で、基板裏面の配線をタイタップでまとめらるよう、タイラップをとりつけられるフックなども用意されているという。また、ビデオカードも最大410mm長のものが取り付けられる(HDDベイを一部外す必要あり)。
「ハイエンドゲーマー向け」ともされている製品で、発売時期や価格は未定。 このほかで目立った製品は、アルミボディの小型Mini-ITXケース「PC-Q09F」や、外部赤色/内部黒色のATXケース「PC-K62R2」など。特に前者は、「別売オプションで、VESAマウントにも対応する」という特徴を持ちながら、ケースサイズが比較的大きい、というユニークな製品。
ただし、サイズが大きいため、VESAマウントキットには補助用のアームがついているという。2.5インチベイと薄型光学ドライブはケース底面に1つずつついている。電源は150Wタイプを内蔵するが、ACアダプタを利用するバリエーションモデル「PC-Q09」も別途用意されているという。
このほかPCケースでは、側面にドライブベイのある大型ケース「PC-X500」シの後継品である「PC-X500FX」や、ベーシックなmicroATXケースである「PC-A04」など、複数の製品が「近日発売」として展示されていた。ちなみに、PC-X500は「壁に寄せて使う人に人気がある」(同社)とか。
また、変わったところでは、天井などに設置、周囲360度を一望に撮影できるGeoVision製の監視向け魚眼カメラ「GV-FE421」もデモ。1画面で周囲全てを撮影できる、というなかなか面白い映像を見せていた。
GV-FE421
GV-FE421この製品は「20万円近い価格で、発売も来年」(ディラック)だそうだが、「同じコンセプトで、手頃なモデルも検討している」(同)そう。
なお、展示品には「潜在性の高い機体、まるで高機動型ザク」「4兄弟の末っ子ですが、北斗神拳は使えません」「K62はジム」など、ユニークな売り文句がつけられており、ちょっとした見所?になっていた。次ページ→:蜘蛛ケースが動くロボに / [動画あり]
□Lian-Li & Lancool EXPO 2010(ディラック)
http://www.dirac.co.jp/event.lianli_expo2010.html
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【2010年5月22日】まるで蜘蛛?多脚ロボ風のMini-ITXケースが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100522/etc_lianli.htmlLIAN-LI