【 2010年12月4日号 】
LIAN-LIがイベント、新製品や蜘蛛ロボットなど 
- 蜘蛛ケースを動くロボットに改造

 Lian-Liの新製品を紹介するユーザー向けイベント「Lian-Li & Lancool EXPO 2010」が4日(土)に開催された。主催は代理店のディラックで、開催時間は12時〜17時。

 会場では、今後発売される同社製品が展示/解説されたほか、Lian-LiブランドとLancoolブランドの萌えキャラクター「リー&ラン」を初公開。

 さらに蜘蛛を思わせるデザインの開放型ケース「T1」をベースとした動くロボットのデモも行った。


  
 
蜘蛛ケースが動くロボに
[動画あり]
  
 

 また、イベント中で、ちょっと面白いコーナーといえたのが、同社の蜘蛛型ケース「T1」をロボット化するというコーナー。

 実物の「T1」の脚はただの関節付きフレームだが、関節部分にロボット用モーターを搭載することで可動化。モーションも予め登録してあり、リモコン操作で驚くほどスムースに動くさまをみせつけていた。

 もっとも、「足腰が弱いのが弱点」(ディラック)。ロボット版T1にはマザーボードや電源などは搭載していなかった(電源に見えるのはダミー)が、それでも、歩いて移動させることはできなかったとか。搭載したモーターは1個2万円×12個で、もし売るとしたらそのほか込みで「50万円」なんだそう。

 ちなみに説明員氏、「いつかは歩行を……」「2011年には6本足に……」「脚先に車輪つけたいですよねぇ」ともうノリノリ。なかなか楽しいセッションになっていた。


[動画] T1が動作 / 46秒 
※Youtubeで動画を視聴したい方はこちら

 なお、このセッションの直前にはT1の早組み実演&タイム当てイベントも実施。結果は21分26秒となっていた。



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□Lian-Li & Lancool EXPO 2010(ディラック)
http://www.dirac.co.jp/event.lianli_expo2010.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100522/etc_lianli.html

LIAN-LI

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。