電源OFFでも空き容量やタイトルなどが分かる「メモリ液晶」を備えた外付けケースセット。メーカーはラトックシステムで、Serial ATA-HDDをUSB 3.0接続にする製品。 トレイの前面にモノクロの液晶画面「メモリ液晶」を備えているのが特徴。メモリ液晶には、HDDの空き容量を示す目盛りのほか、テキスト表示領域も用意されており、電源OFF時やトレイを取り外した状態でも、電池により表示内容が見られるようになっている。 表示するテキスト文字は、付属ソフト「液晶表示マネージャー」を使って自由に編集でき、例えばHDDに「録画用」「データ用」などの名前を付けたり、録画した番組のタイトルや日付を記して管理したりといった使い方も可能。付属ソフトでは、画面表示を回転させたり(左右90度、180度)、白黒を反転、あるいはQRコードを表示する、といったこともできる。また、S.M.A.R.T.情報を、正常、注意、危険の三段階で表示しておくこともできるとのこと。 このほか、「表示内容をピクセル単位で自由に編集できるツールもあり、一般公開も検討中」(ラトックシステム)という。 転送速度を約30%アップさせるWindows専用ドライバー「RATOC Fast USB」に対応している。 メモリ液晶を搭載しない外付けケースセットも同時に発売されている。 □関連記事 【12月25日】 HDDラベルになる「メモリ液晶」付き HDDケースが登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101225/etc_ratoc.html
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