【 2011年4月29日 】
「ドスパラモバイル館」がオープン、海外端末にも注力
GENOもモバイル強化

 これまでショップブランドPCをメインに扱っていたドスパラ アキバ店がリニューアル、スマートフォンやタブレットをメインに扱う「ドスパラ モバイル館」として29日(金)にオープンした。

 国内のスマートフォンやタブレットだけでなく、海外直輸入のスマートフォンやタブレットにも注力、さらに輸入スマートフォンとPocketWiFiをセットするなど他にはない試みも行っている。


●国内外のスマートフォン/タブレットを販売中

 以前は完成PCや液晶モニタ、携帯電話などがメインだった同店だが、今回のリニューアルでは、スマートフォンなどのモバイル機器を前面に押し出した業態へと変更。

 まず、最も注目できるのが地下1階の直輸入スマートフォンコーナー。このコーナーでは、Androidだけでなく、(国内モデルがまだ無い)Windows Phone 7の製品まで販売しており、ラインナップも多い印象。また、スマートフォンのアクセサリ類も販売中だ。

 さらにこのフロアでユニークなのは、輸入スマートフォンとソフトバンクのPocketWiFi(C01HW)をセット販売していること。これは、国内ケータイのような「回線契約とのセット価格」で、これを利用すれば「当初支払額が(スマートフォンの)単品価格より16,400円安くなる」(ショップ)という。これらの直輸入スマートフォンは、動作デモこそしていないが、実機が手に取れる状態で展示されているものも多い。

 また、1階売り場では国内キャリアのスマートフォンとタブレットが一同に並び、それに加えてノートPCも陳列される、という形態。これらの展示品は動作サンプルも多く、来店者が自由に試用可能。なお、2階については「これまで同様の“アキバ店”」(同店)で、中古PCやパーツなどの販売・買取フロアとなっている。

 同店いわく、今後はさらに製品を充実させる計画で、「良いモノを見つけ次第、店頭に並べる」「海外版タブレットやスレートPC、モバイル向けケースやバッテリーなども増やす予定」という。


●GENO OUTLETもモバイル専門店に

 また、今週は中古PCの専門店だった「GENO OUTLET」(ブロックD1-[f6])も、ドスパラとは別にモバイル専門店に改装、「GENO Mobile」に店名を変更している。

 今のところ同店の店内は以前とそれほど変わっていないが、今後は、海外スマートフォンやタブレット、アクセサリー類を強化していくそうで、売り場も順次整備していく予定という。

 なお、海外版スマートフォンを国内で利用する場合、法的には技適マークが必要になる。こうした海外版スマートフォンは、基本的に「事情を知っているマニア向け」と考えたほうがいいだろう。


□ドスパラ モバイル館
http://shop.dospara.co.jp/pc/dpa/

□GENO OUTLET
http://geno.co.jp/outlet/

□関連記事
【2011年4月16日】ドスパラが海外スマートフォンの取り扱い開始
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110416/etc_vpapc.html

[撮影協力:ドスパラ モバイル館とGENO Mobile(ブロックD1-[f6])]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。