【 2011年4月12日 】
ドスパラが海外スマートフォンの取り扱い開始
Xperia PLAYやiPad 2も

※(4/12)初出
※(4/13 15:45更新)通信カードのセット販売が停止に
※(4/16更新)通信アダプタとのセット販売再開、条件は変更

 アキバでは複数のショップが行っている海外製SIMフリースマートフォンの直輸入販売だが、PCパーツショップ大手のドスパラがこれに参入、ドスパラ アキバ店ドスパラパーツ館が店頭販売を開始した。

 海外ケータイの販売では珍しい通信アダプタとのセット販売も開始されるなど、注目される動きも見られる。

 なお、この「通信アダプタとのセット販売」は、13日(水)までに「諸々の事情により」一時停止、その後条件などを変更して再開されるなど、紆余曲折も見られた。


●通信アダプタ付きの割引プランも


セット販売の様子(開始当初の条件/現在は変更)

セット販売の様子(開始当初の条件/現在は変更)

セット販売の様子(開始当初の条件/現在は変更)
 同店が取り扱いを始めたのは、「PlayStationケータイ」ことXperia PLAYや、国内未発売のiPad 2、そのほかNexus Sなどの人気機種。店頭デモ機も設置している。

 価格に関してもXperia PLAYが59,800円、iPad 2(16GB)が75,980円と比較的安い。

 また、注目できる動きと言えるのが、国内ケータイのような「セット価格」。これは、「同店指定の通信アダプタを同時購入し、回線契約すれば販売価格を割り引く」というもので、例えば、Xperia PLAYはセット価格なら44,580円で購入できると同社Webサイトで告知している。Xperia PLAYの直輸入品価格はこれまで8万円〜9万円ほどのため、「当初の支払い金額」という意味ではかなり安くなる計算だ。

 ただし、この「セット販売」の実現には、紆余曲折あったよう。「セット販売」はサービス開始後の13日(水)に「諸々の事情により停止」(ショップ)されており、その後16日(土)に再開、しかし、「指定の通信アダプタ」が変更されたのか、割引額が当初より少なくなっている。同店のWebサイトでは「指定通信アダプタ」の詳細は確認できないが、ドスパラの携帯電話販売サイトではソフトバンクのPocket Wi-Fiと告知されている

 なお、こうした「セット販売」では、月々の回線使用料が発生するため、必ずしも「総額が安くなった」ことにならない点は注意が必要。また、海外製スマートフォンを国内で利用する場合、法的には技適マークが必要になる。こうした海外製スマートフォンは、基本的に「事情を知っているマニア向け」と考えたほうがいいだろう。

 保証についてはショップによる初期不良保証1週間のみになるとのこと。


□ドスパラ携帯電話情報
http://shop.dospara.co.jp/pc/smt/entry/65787

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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110402/etc_sony.html

[撮影協力:ドスパラ アキバ店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。