【 2011年6月11日 】
Android向けの無線ゲームパッドが発売
1万3千円の格安タブレットなどに対応

 Android端末向けのワイヤレスゲームパッドが登場、ノーブランドの「Game Controller」が販売中だ。実売価格は1,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 また、12,800円の格安Androidタブレット「Bpad702」もこのゲームパッドの動作確認済み製品として発売されている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


●キーボードとして認識される無線タブレット
 利用出来るのは一部アプリのみ

 この製品はAndroid OSに対応するというゲームパッド。

 ゲームパッド本体とUSB接続レシーバ(シリーズAコネクタ)とで構成される製品で、「どのバージョンのAndroidでも使用できる」(ショップ)という。

 ただし、いくつかのAndroid端末で実際にテストしたところ、ゲームパッドとして使用できることを実質的に確認できたのは、この製品と同時期に発売されたAndroid 2.2タブレット「Bpad702」(実売価格12,800円)のみ。

 Android端末からはキーボードと認識されており、Bpad702にプリインストールされているゲームアプリは問題なくプレイできたものの、他のアプリや他のAndroid端末では一部の操作を正しく行なえなかった。ちなみに、Windows PCに接続した場合は「USB IR Key」というキーボードとして認識される。

 とはいえ、各ボタンを押してキー入力を行なうことは可能なので、工夫次第ではゲームをプレイすることもできそう。具体的には、方向ボタンにキーボードのカーソルキーがそのまま割り当てられているほか、本体右側のAボタンで「7」、Bボタンで「6」、TAボタンで「4」、TBボタンで「3」などが入力できる。キー割り当てを変更する方法は不明。

 ゲームパッドの電源は単4形電池3本(別売)。


●対応タブレット「Bpad702」は12,800円の格安品

 なお、動作確認済みタブレットである「Bpad702」も安値のAndroidタブレットとして注目できる製品。

 実売価格は同店が販売する他のAndroidタブレット(18,000〜40,000円ほど)よりもかなり安い12,800円で、CPUにはWonder Mediaの「WM8650」(ショップによる告知)を、液晶には7インチ/800×480ドットタイプを採用。タッチパネルは感圧式だ。

 メモリはDRAM 256MBとフラッシュ2GBを搭載。無線LANや重力センサーもついている。OSはAndroid 2.2。重量は400g。

 実際の操作感も、過去の安価なタブレットと違って「普通に操作できる」感覚。感圧式タッチパネル特有の「重い操作感」は感じるが、価格を考えるとなかなか値頃感はありそうだ。


□Bpad702(aPad専門店)
http://android-tablet.jp/items/view/87

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Game Controller

[撮影協力:aPad専門店ブロックE2-[c3])]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。