【 2010年8月14日号 】
1万5千円のネットブック風PDAが本格発売、キーも日本語化

 Windows CEを搭載した格安のネットブック型PDAが正式に日本語パッケージ化、フェイス 秋葉原本店での販売が始まった。実売価格は14,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


●キーボードが日本語化、国内保証書やマニュアルも付属

 この製品は、6月に発売された「7”Notebook」の改良版。価格や仕様はほぼそのままで、キー配列が日本語化、さらに国内代理店(アカート)による国内保証書やクイックマニュアルがつき、パッケージも日本語化されている。愛称は「ちょいパソ」とのこと。

 ネットブックそのものな外見は従来同様で、二つ折り構造の本体や、7インチの液晶ディスプレイ(800×480ドット表示)もそのまま。キーボードはQWERTY配列だが、日本語変換用キーなどが追加。ただし「る」が「ゐ」と刻印されているなど、少々お茶目(?)な箇所も見られる。

●Windows CE向けのWordやExcelがインストール済み

 インストール済みのソフトはWordやExcel、Internet Explorerやメールソフト、Skypeなど。これらが手軽に使えるのもウリ文句だが、これらソフトはあくまでもWindows CE版。PC版とは機能や対応フォーマットが異なることは気にしておいたほうがいいだろう。

 そのほかのスペックは、CPUがARM9 300MHz(WM8505)、メモリ256MB、ストレージ領域2GB(フラッシュメモリ)、液晶サイズ7インチ(800×480ドット)、100Base-TX、無線LAN(IEEE 802.11g/b)、USB(3ポート)、サウンド(ヘッドホン/マイク端子、ステレオスピーカー装備)、SDメモリーカードリーダー(最大8GB)、OSがWindows CE 6.0など。バッテリー持続時間は最大3時間で、重量は600g。

□アカート
http://www.akart-shop.com/

□関連記事
【2010年6月19日】1万5千円のネットブック風PDA発売、WinCE
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100619/etc_wince.html

アカート AK-PCAP1

[撮影協力:フェイス 秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。