iPhoneと一体化、iPhoneからの電源供給で動画や写真を投影できる超小型プロジェクタ。発売元はサンコー。 この製品はiPhoneのDockコネクタに取り付ける、超小型のモバイルプロジェクタ。サイズはiPhoneの高さの約4割(幅58mm×奥行48mm×高さ16mm)で、重量は32gと軽量。前述通り、iPhoneからの電源供給で動作するため、手軽に持ち運べるのが特徴。 投影用のレンズは側面についており、投影距離は0.3〜1m、画面サイズは7.5〜25インチという仕様。解像度は320×240ピクセルで、明るさは10ルーメン。対応デバイスはiPhone/iPadとiPod touch(第4世代以降)。対応アプリとしては「写真(スライドショー)、iPod(動画,音楽)、You Tube」とされている。 付属品はiPhoneを横向きに固定できる三脚や、AV出力ケーブルなど。 また、販売しているサンコーレアモノショップ秋葉原総本店では、試用機も用意しており、スタッフに声をかけてテストすることも可能。 取材時に実際に試用してみたが、「一人で寝転がりながら映像を楽しむ」といった使い方には便利そう。ただし、「解像度があまり高くない」「投影像がそれほど明るくない」「(仕様外の)2〜3m先に投影すると不鮮明」といった注意点もあるため、ビジネスなどのプレゼンテーションなどには向かないものと思われる。また、サンコーでは「仲間内で写真や映像を見る」といったシチュエーションも提案している。 なお、iPhone向けの小型プロジェクタとしては、iPhoneに近いサイズの「SHOWWX+」も7月に発売されている。 □関連記事 【2011年7月2日】MicroVision SHOWWX+(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110702/ni_cshowwx.html
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