羊毛100%、あるいはマイクロファイバー+鉄板を素材として採用、「環境負荷の低減」をウリとする防音・防振シート。メーカーはNoisemagicで、羊毛を用いた「MagicFleece Lana」と、マイクロファイバーと鉄板を組み合わせた「MagicFleece FE」が発売されている。 PCケースに貼って静音性を高める防音シートはゴムなどを用いたものが多いが、今回の製品は羊毛などを使うことで環境負荷の低減を実現したとされる。 特に、MagicFleece Lanaは天然の羊毛を100%を使用しており、同社は「自然環境に非常に優しい」とアピールしている。感触は布団の中綿のようだが、オリオスペックによれば「防音効果はかなり高かった」という。サイズは400×400mm、厚さ12mm。 ケースのサイドパネルと接着する接着シートも「水糊がベースで有機溶媒は一切入っていない」(同店)という。 一方のMagicFleece FEは、4枚の鉄板をポリエステル製マイクロファイバーで挟むことで防振性を高めたモデル。触ってみると、一部に鉄板の硬さがあり、「しなやかに曲がる」ということはない。また、重量もかなり重め。 MagicFleece FEの環境負荷については、「化学物質だが難燃剤ではないため、燃やしても有害ガスの発生が極めて少ない」(同店)という。サイズは380×400mm、厚さ18mm。接着シートが水糊ベースなのはMagicFleece Lanaと同様。
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