【 2012年4月13日 】
東芝初の6Gbps SSDが登場、120GBモデル

※(4/14更新)CFD販売のモデルも発売。

アイ・オー・データモデル

アイ・オー・データモデル

 東芝初の6Gbps SATA対応SSDが登場、同社製SSDを採用したパッケージ製品がアイ・オー・データとCFD販売からそれぞれ発売された。

 販売されているのは容量120GBモデルで、アイ・オー・データの製品が「SSDN-3T120B」、CFD販売の製品がCSSD-S6T120NTS2Q。実売価格は13,800〜14,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


●東芝初の6Gbps SSD


アイ・オー・データモデル

アイ・オー・データモデル

CFD販売モデル

CFD販売モデル

CFD販売モデル

CFD販売モデル
 これらSSDは東芝製ドライブを採用した2.5インチSSDで、同社製SSDとしては初めて6Gbps SATAに対応した製品。現在の2.5インチSSDは、ローエンドモデル以外は6Gbps対応が主流となっているが、同社もようやくその流れに追い付いた形だ。

 ただし、採用ドライブの型番は非公開で、搭載コントローラや東芝による公称データ転送速度なども不明。NANDフラッシュはMLCタイプとされている。

 120GBモデルの実測値は、シーケンシャルアクセス時がリード約480MB/s、ライト約350MB/s、ランダムアクセス時がリード約440MB/s、約58,000IOPS、ライト約340MB/s、約73,000IOPS(以上アイ・オー・データ)あるいは、「リード507MB/s、ライト374MB/s」(以上CFD販売)。

 なお、PC Watchが行なったベンチマークでは、実際の速度もアイ・オー・データの性能値とほぼ同等で、CrystalDiskMarkの「0Fill」テストにおいては、ライト速度が性能値を大きく上回るという結果も出ている。

 このベンチマークで使用されたSSDには「THNSNS120GBSP」という型番が記されており、コントローラ、NANDフラッシュのどちらのチップにも「TOSHIBA」という文字の刻印があることが確認されている。

 また、コントローラについては、データ圧縮が働きやすい0Fillテストでの数値が高いことから、「圧縮アルゴリズムを持つSandForce製コントローラの独自カスタム版である可能性が高い」(PC Watch)という。

 容量のラインナップは120GBのほか60GB、240GB、480GBの計4種類。本体サイズは幅69.85×高さ9.5×奥行き100mm、重量が約52g。対応OSはWindows 7/Vista/XPで、Windows 7のTrimコマンドに対応する。


□SSDN-3TBシリーズ(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.jp/product/hdd/ssd/ssdn-3tb/
□内蔵ストレージ(東芝)
http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/hd_in/index_j.htm

□関連記事
【2012年4月6日】SATA 6Gbps対応になった東芝製SSD「SSDN-3T120B」を試す(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120406_524171.html
【2011年11月12日】東芝 THNSNC064GBSJ(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111112/ni_cto64.html


アイ・オー・データ SSDN-3TB

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIフェイス 秋葉原本店ドスパラパーツ館PC DIY SHOP FreeTTSUKUMO eX.パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。