東芝初の6Gbps SATA対応SSD。発売元はアイ・オー・データ。 この製品は、東芝製ドライブを採用した2.5インチSSDで、東芝製SSDとしては初めて6Gbps SATAに対応した製品。現在の2.5インチSSDは、ローエンドモデル以外は6Gbps対応が主流となっているが、東芝もようやくその流れに追い付いた形。 ただし、採用ドライブの型番は非公開で、搭載コントローラや東芝による公称データ転送速度なども不明。NANDフラッシュはMLCタイプとされている。 発売元のアイ・オー・データによれば、性能値は120GBモデルの場合で、シーケンシャルアクセス時がリード約480MB/s、ライト約350MB/s、ランダムアクセス時がリード約440MB/s、約58,000IOPS、ライト約340MB/s、約73,000IOPSという。 なお、僚誌PC Watchが行なったベンチマークでは、実際の速度もアイ・オー・データの性能値とほぼ同等で、CrystalDiskMarkの「0Fill」テストにおいては、ライト速度が性能値を大きく上回るという結果も出ている。 このベンチマークで使用されたSSDには「THNSNS120GBSP」という型番が記されており、コントローラ、NANDフラッシュのどちらのチップにも「TOSHIBA」という文字の刻印があることが確認されている。 また、コントローラについては、データ圧縮が働きやすい0Fillテストでの数値が高いことから、「圧縮アルゴリズムを持つSandForce製コントローラの独自カスタム版である可能性が高い」(PC Watch)という。 容量のラインナップは120GBのほか60GB、240GB、480GBの計4種類。本体サイズは幅69.85×高さ9.5×奥行き100mm、重量が約52g。対応OSはWindows 7/Vista/XPで、Windows 7のTrimコマンドに対応する。 □関連記事 【2012年4月6日】SATA 6Gbps対応になった東芝製SSD「SSDN-3T120B」を試す(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120406_524171.html 【2011年11月12日】東芝 THNSNC064GBSJ(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111112/ni_cto64.html
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