【 2012年5月26日 】
Crucial製SSDのmSATA版登場、m4シリーズ

 人気のCrucial製SSD、m4シリーズのmSATAモデルが発売された。

 6Gbps対応・公称リード500MB/sというスペックで、搭載コントローラは「Marvell製」(ショップ)。SandForce製コントローラ搭載のMemoright製品より大幅に安いのも魅力だ。

 販売を確認したのは32GB、64GB、128GBの3モデルで、実売価格は順に5,500円前後、6,980〜8,000円前後、10,500〜15,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。このほか、256GBモデルも用意されている。


●公称リード440〜500MB/s
 64GB/128GBは2.5インチ版と同スペック?


PC DIY SHOP FreeTによる
ベンチマーク結果(128GB)
 今回発売された製品は、公称リードが440〜500MB/s、公称ライトが50〜175MB/sとされるもの。

 公式な製品情報は26日(土)現在不明だが、複数のショップが「搭載コントローラはMarvell製、NANDフラッシュはMLCタイプ」と告知。各モデルの速度については、32GBモデルが440MB/sと50MB/s(シーケンシャルリード/シーケンシャルライト)、64GBモデルが500MB/sと95MB/s(同)、128GBモデルが500MB/sと175MB/s(同)、256GBモデルが500MB/sと260MB/s(同)という。

 同じく、ランダムアクセス性能(4KB)は、リードは全モデルが45,000IOPS、ライトは32GBモデルが15,000IOPS、64GBモデルが20,000IOPS、128GBモデルが35,000IOPS、256GBモデルが50,000IOPS。

 これらの仕様は、64GB、128GB、256GBの3モデルについては、シーケンシャル/ランダムアクセスともCrucial m4の2.5インチモデルと同じ速度だ。

 なお、6Gbps対応のmSATA-SSDとしては、3月にMemoright「MS-701」シリーズ(公称リード550MB/s、ライト500MB/s、SandForce製コントローラ)が発売済み。また、オリオスペックなどでは「256GBモデルも近く入荷する」としている。予価は29,800円。


□Solid-State Drives(Crucial)
http://www.crucial.com/store/ssd.aspx


□オリオスペックによる製品情報
http://www.oliospec.com/index.php?action=item_search&rootCategoryId=58&childCategoryId=264&keyword=Crucial+M4&orderingColumn=7D&submit.x=12&submit.y=12

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【2012年3月27日】mSATA-SSDに高速モデル、公称リード550MB/s
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120331/etc_memoright.html
【2011年9月21日】ファームウェア更新でCrucial m4が高速化、実測500MB/s越え
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110924/sp_crucial.html


Crucial m4

[撮影協力:パソコンハウス東映PC DIY SHOP FreeTオリオスペックパソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。