【 2012年7月3日 】
Androidの腕時計スマホがデモ中、2万円台で近日発売
カメラ、GPS、無線LANにも対応

 なんとAndroidベースの腕時計型スマートフォンが登場した。

 現在、三月兎2号店SOUTHTOWN 437などでデモしており、1〜2週間以内に発売される予定。予価は両店ともに22,800円で、予約も受付中だ。

 中国からの直輸入品で、電話機能はGSMにのみ対応している。ブランドは「NeuFashion」で、製品名は「Android Watch Z1」。カラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3色が入荷する予定という。


●カメラやGPS、無線LANまで全て搭載、
 電話機能は国内非対応


もう一つついているのはソニーのSmart Watch
 この製品は、腕に装着して使う超小型のAndroidスマートフォン。

 海外モデルのため、電話機能はGSMのみに対応、国内では利用できないが、2インチ/320×240ピクセルのの液晶ディスプレイ(静電容量式タッチパネル)や2Mピクセルのカメラ、マイク、スピーカー、GPS、Gセンサー、無線LAN、Bluetooth、microSDスロットなど、基本となるデバイスは全て搭載しているという。搭載しているAndroid OSは2.2。

 搭載CPUは「MTK6516」で、パッケージでは「280MHzと460MHzのデュアルコア」と記載されている。ただし、これらのコアの詳細は不明。片方のCPUは、単なる通信制御用でOSからは利用できない可能性も考えられる。また、パッケージに書かれたメモリ容量は「2GB」で、これはおそらくフラッシュメモリ容量。

 側面には、音量の上げ下げとメニュー、電源ボタンを搭載、電源ボタンは短く押すと「戻る」ボタンとして機能する。また、カメラは側面についており、撮影用としては便利な半面、テレビ電話用として使うのは難しそう。

 なお、USBコネクタは腕時計のバンド部分がそのままPCなどに挿せる構造、バッテリーは裏蓋そのものが交換式バッテリー、とユニークな設計になっている。こうした構造のため、防水機構はまったく無いものと思われるので、その点に要注意。

 ソフトについては、標準のPlayストアは非搭載。「独自のマーケットアプリが入っていた」(ショップ)という。設定画面には日本語の項目がないが、アプリでは日本語表示は可能だった。

 なお、そのサイズの小ささから、処理速度や、表示、入力のしやすさなどが懸念されるが、店頭で確認する限り、処理速度は、高速ではないものの十分必要範囲内。弊誌スマートフォン版Webサイトなども普通に表示できた。

 また、入力に関しては、タッチ操作はスムーズなものの、ソフトウェアキーボードは文字サイズが小さく、入力がやや困難。


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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111022/etc_gsmw.html

NeuFashion Android Watch Z1

[撮影協力:三月兎2号店SOUTHTOWN 437]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。