ネットワーク経由でディスプレイの増設が可能というアダプタ。出力端子はHDMIとVGAが用意されている。 なお、販売している三月兎2号店ではノーブランド品として扱っているが、型番や本体の外観などから中国Lenkengの「LKV376」と同一製品と見られる。 「PC to HDMI over LAN」と銘打たれたこのアダプタ。前面にはUSB端子が、背面にはRJ-45(Gigabit Ethernet)やUSB、サウンド入力/出力、VGA、HDMIの各端子が用意されている。 付属の英語マニュアルによると、本体をPCとLANで接続、ディスプレイとHDMI接続することで映像が出力でき、主画面と同じ画面を表示したり、拡張デスクトップとして使ったりなど、一般的なマルチディスプレイと同じ機能が使えるという。また、有線LANだけでなく、無線LANルータなどを介することもできるとされる。モードの切り替えなどは専用ソフトで行なう仕組み。 また、同店によると、PCをネットワーク経由で制御することも可能。本体にはマウスやキーボードをUSB接続できるほか、「最大で6ヶ所の制御が可能」ともうたっている。なお、このUSBコネクタには「USBメモリを差すこともできた」(同店)そう。 ただし、Lenkengの製品情報では、「同一ネットワーク内の複数のユーザーがディスプレイにアクセスが可能」だが、「本体には一度に1接続のみ可能」とされている。 本体サイズは160×70×25.5mm。最大対応解像度は1,920×1,080ドット。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000(スペックは付属マニュアルによる)。付属品はACアダプタ、CD-ROMなど。 仕組みなどがやや複雑な製品だが、遠くに置いたハイスペックPCを手元で使うなど、アイデア次第では他にはない使い方ができそうだ。 □三月兎による製品情報 http://www.march-rabbit.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=7427
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