今週見つけた主な新製品　(2012年12月15日)

　 「国内全数チェック」をウリとするPC3-19200(DDR3-2400) 4GB DIMM×2枚セット。メーカーはOCMEMORY。

　「チップやPCB基板はオーバークロックに適したものを選定している」(メーカー)とされており、オーバークロック動作させるための日本語マニュアルが付属している点も特徴。レイテンシはCL 10-12-12-31で、動作電圧は1.65V。

　 LGA2011用Xeon E5 2600シリーズをデュアル構成で搭載できるSUPERMICROのE-ATXマザーボード。

　搭載チップセットはC602で、主なデバイスはデュアル1000Base-T LAN、サウンド、USB 3.0など。

　 ASUSのR.O.Gシリーズに属するRadeon HD 7970 GHz Edition搭載ビデオカードの定格クロックモデル。搭載メモリはGDDR5 3GB。

　オーバークロックモデルは先週発売済み。

　 Lowprofile対応/1スロット占有仕様のGeForce GT 610ビデオカード。メーカーはMSIで、搭載メモリはDDR3 2GB。

　 ThuderboltでPCI Expressスロットを拡張できる外付けユニット。メーカーはMAGMAで、サポートOSはMacのみ。

　この製品は、Thunderboltで接続するPCI Express 2.0の外付けスロット。

　本体にはPCI Express x8スロットが2本、PCI Express x4スロットが1本用意されており、最大で3スロットを利用できる。x8スロットの1本はエッジフリー仕様になっており、このスロットはPCI Express x16スロットも利用可能。

　また、Thunderboltはディジーチェーンにも対応、コネクタも2個用意されている。ただし、ホットプラグに対応するかどうかは不明。また、FAQには「Thunderboltの帯域（10Gbps）を考慮する必要はあるが、ExpressBox 3Tをディジーチェーン接続することもできる」とされている。

　搭載電源は250W。筐体はアルミ製で、筐体前面にファンを1個備えるほか、拡張スロット部分に取り付けるブロワーファンも1個同梱されている。

　対応カードについては「ビデオカードは利用できないと聞いている」（オリオスペック）そうなので要注意。それ以外のカードは「特にストレージ系カードをMacでテストしたが、サポートリストに載っていないものでも問題なく利用できた」（同）とのこと。

　なお、Windowsで利用できるかどうかは不明だが、Webで公開されているマニュアルには、なぜか「Windows」という項目がある。

　 容量500GBのWesternDigital製3.5インチSATA-HDDの新モデル。

　同社のWD Blueに属するモデルで、回転数は7,200rpm、バッファは32MB。転送速度は6Gbps対応。

　バルク品とパッケージ品の2タイプが流通している。

　 パイオニア製Blu-rayドライブ「BDR-S07J-W/BK/KR」のバルク品。リテールパッケージ版同様に静音・防塵性をウリとしており、BDXLにも対応している。

　カラーはホワイト、ブラック、ラバーブラックで、「製造はリテールパッケージと同じ、青森県の十和田」（ショップ）という。

　 LG ElectronicsのDVDドライブ「GH24NS95」のカラーバリエーションモデル。

　今回発売されたモデルはシルバーとホワイトで、ブラックモデルは先週に発売されている。

　 3.5インチベイ内蔵型のUSB 3.0前面コネクタ。メーカーはサイズで、カラーはブラック。

　 　USB 3.0接続の2.5インチSATA-HDD/SSD用外付けケース。メーカーは玄人志向。

　USB 3.0の高速転送技術「UASP」に対応しているケースで、HDD/SSDは厚さ9.5mmまでのものが搭載可能。

　 3.5インチSATA-HDD用外付けケースの新モデル。USB 2.0対応。

　 内部のNANDフラッシュメモリが見られるユニークなデザインのUSBメモリ。インターフェイスはUSB 2.0で、容量は8GBと16GBの2モデル。

　NANDフラッシュメモリは、表面が樹脂で保護され内部が見えないものがほとんどだが、このUSBメモリは保護剤をガラスにすることで、NANDフラッシュメモリが直に見える構造を実現している。

　本体カラーはシルバー。

　 SIMロックフリー版iPad miniの64GBモデル。直輸入品で、カラーはブラック。

　LTEの対応バンドは「1/3/5/13/25」。3G通信はCDMA(800/1900/2100MHz)、GSM(850/900/1800/1900MHz)、UMTS/HSPA+(850/900/1900/2100MHz)に対応している。なお、日本のLTE通信や3G通信への対応は保証されていないため、ショップでは「通信機能に関しては無保証」としている。

　32GB/16GBモデルは先週発売されている。

　 解像度1,024×600ドットの7インチIPS液晶を搭載したAndroid 4.0タブレット。

　主な仕様は、CPU RK3066 Dual Core Cortex A9 1.6GHz、メモリ 1GB、ストレージ容量 16GB、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、カメラなど。このほか、OTG機能やminiHDMI、microSDHCスロットなどを搭載している。

　パッケージの一部は日本語化されているが、技適マークの有無は不明。

　 NokiaのWindows Phone 8スマートフォン。国内未発売のモデルで、カラーはブラック、ホワイト、イエローの3種類。入荷したのは海外直輸入品で、「技適マークの有無は不明で、通信機能に関しては保証/サポートしない」(イオシス アキバ中央通店)としている。

　店頭販売を確認した海外版のWindows Phone 8搭載スマートフォンとしては、11月上旬に登場したHTCの「Windows Phone 8X」に続いて2ブランド目。

　パッケージの表示などから、販売されているのは香港版と見られる。また、同店によればSIMロックフリーという。

　ディスプレイサイズは4.3インチ（800×480ドット）。搭載プロセッサはデュアルコアのSnapdragon S4 1.5GHz。メモリ容量は1GB、ストレージ容量は8GBで、microSDも使用できる。本体サイズは123.8×68.5×9.9mm、重量は160g。

　主な搭載機能は無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n）、Bluetooth 3.1、NFC、Micro USBで、8メガピクセルカメラ。対応通信方式はHSPA+、EDGE/EGPRS、FDD-LTE、HSUPA、GSM、HSDPA、WCDMA。

　撮影機能については、グループフォトの撮影時に「目を開いた状態」「笑った状態」など各人の表情を後でマージすることでベストショットを実現するという「Smart Shoot」も搭載している。また、別売ケース（入荷などの詳細は不明）と組み合わせることで、Qiによるワイヤレス充電にも対応している（前出のスペック・機能は同社香港サイトの製品情報によるもの）。

　 ケースを付けた状態でも利用できるiPhone 5/iPad mini向けのクレードル。発売元はサンコー。

　Lightningコネクタ部分が前後に稼働するため、幅広のケースを装着した状態でも利用可能。

　なお、Lightningケーブルは付属していない。

　 GALAXY S IIIに取り付けられるケース一体型のレンズキット。

　魚眼+マクロレンズモデルと、ワイド+マクロレンズモデルが発売されている。

　 ARROWS X用大容量バッテリー。容量は4,000mAhで、利用時は付属のケースを装着する必要がある。

　ケースの色はブラック、ホワイト、ブルーの3色がラインナップされている。

　 「Xperia GX向け」(パッケージ)の大容量バッテリー。容量は1,900mAh。

　なお、メーカーのWebサイトでは、Xperia TX/Xperia J向けとして販売されている。

　 充電用のUSBポートを4つ備えたシガーソケット用USB給電アダプタ。

　 GPS機能を備えたドライブレコーダー向けのビデオカメラ。

　レンズは車外/車内撮影用の二つを備え、データはSDカードに記録する仕組み。GPSロガー機能も備えている。

　 タッチパッドを搭載したワイヤレスキーボードの新モデル。メーカーはエレコム。

　Windows 8対応をうたうモデルで、ズーム操作やジェスチャー操作などへの対応がうたわれている。タッチパッド部分はテンキーとしても使用可能。

　付属品はUSB接続レシーバーなど。

　 ダーマポイントのゲーマー向け日本語キーボード。

　USB接続モデルだが、「通信方式にUSBフルスピードモードを採用し、Nキーロールオーバー対応により打鍵したすべてのキーを入力することが可能」という。

　 8,200dpiのレーザーセンサーを搭載したROCCATのゲーマー向けUSBマウス。

　カスタマイズ可能なイルミネーション機能を備えるKone XTDと、標準モデルのKone Pureが発売されている。

　 表面のデザインが「ドラゴンの鱗をイメージしている」(メーカー)という、ユニークなデザインのゲーマー向けレーザーマウス。メーカーはSharkoon。

　センサー解像度は最大5,000dpiで、11個のプログラマブルボタンや、ユーザープロファイルを保存するための内蔵メモリを備えている。このほかに、搭載するウェイトの変更で、重量調節も可能。

　 ダーマポイントの新型ゲーミングマウス。

　レーザーセンサーを搭載したモデルと、光学センサーを搭載したモデルが発売されている。

　カラーラインナップは、レーザーセンサー搭載モデルがブラックとブルーの2色、光学センサーモデルはブラックのみ。

　 　SAPPHIRE製のCPUクーラー。

　これまでにRadeonシリーズ搭載ビデオカードを数多く発売していることで知られる同社だが、CPUクーラーの発売は今回が初めて。

　この製品では、同社製ビデオカードと同じくベイパーチャンバーによる冷却システム「Vapor-X Cooling Technology」を採用。ベイパーチャンバーと4本のヒートシンク、2基のスリーブベアリング方式ファンで構成されており、高い冷却性能と静粛性を両立したという。

　対応CPUソケットはLGA2011/1155、Socket AM3+/FM2など。本体サイズは135×110.4×163.5mm、重量は924.85g。ファンのスペックは回転数495〜2,200rpm（PWM制御）、風量77CFM、最大ノイズレベル40dB。

　 Opteronなどで使用されているSocket C32/G34に対応した水冷ヘッド。

　ベースは銅で、トッププレートはアセタル。

　 水冷用フィッティングの接続部分の形状を変換するためのアダプタ。

　NPT3/8(オス) - G1/4(メス)変換モデルと、G1/4(オス) - NPT3/8(メス)変換モデルの2製品が発売されている。

　 Ivy Bridgeが搭載可能なVESAマウント対応の小型PC自作キット。メーカーはShuttle。

　この製品は、幅165×高さ38×奥行き190mmのコンパクトなスチール製筐体を採用したLGA1155対応PC自作キット。

　搭載可能なCPUのTDPは最大65Wで、具体的にはCore i7-3770Sまで搭載できるとされている。また、VESAマウントに対応し、液晶ディスプレイの裏面に設置することもできる。

　VESAマウント対応のPC自作キットについては、同社のXSシリーズやIntel NUC、ZOTAC ZBOXシリーズなどCPUオンボードタイプの製品が多いが、今回の製品はCPUを自分で選択可能。

　搭載チップセットはIntel H61 Express。スロット数はDDR3 1333/1600 SO-DIMM×2（最大16GB）、Mini PCIe×1（mSATA対応）。ドライブ機器は、2.5インチHDD/SSD 1基が搭載できる。

　主な搭載機能はHDMI×1、DVI-I×1（グラフィックス機能はCPU内蔵GPUによる）、1000Base-T LAN×2、3Gbps SATA×2、USB 3.0×2、USB 2.0×2、SDカードリーダー。

　電源には付属の90W ACアダプタを使用する。対応OSはWindows 8/7/Vista/XPで、いずれも32bit/64bitの両方をサポートするとされている。

　 いかついデザインのATXケース。メーカーはRAIDMAXで、カラーはブラック。

　電源は別売りで、ファンコントローラ×2基が上部に用意されている。

　 12cmファン×4基やファンコントローラーを標準搭載したATXケース。メーカーはDAOTECH。

　カラーはブラックで、電源は別売り。

　 SharkoonブランドのATXケース。

　搭載ファンの発光色と内部カラーが異なる2製品が発売されている。

　サイドパネルは窓付きで、電源は別売り。

　 横長のシネマスコープサイズ、縦横比21:9というLG Electronics製液晶ディスプレイ。

　この製品は、Blu-rayの映画コンテンツなどと同じアスペクト比21:9のディスプレイ。液晶パネルはAH-IPS、解像度は2,560×1,080ドット。パッケージも一般的な16:9タイプのディスプレイと比べて横長。

　本体には7W+7Wのステレオスピーカーも内蔵。液晶ディスプレイとしては比較的高出力のスピーカーで、同社は「スピーカーとあわせてシネスコサイズの映像の迫力が楽しめる」とアピールしている。

　いくつかの店頭ではデモも行われており、フライトシミュレータなどを体験可能。同じ横幅の16:9モデルと比べると、縦方向が短い分、圧迫感の少ないディスプレイ環境を構築できる印象。ディスプレイとの距離が近い場合などにもいいかもしれない。

　液晶パネルの主なスペックは、コントラスト比1,000:1（DFC使用時は500万:1）、応答時間5ms（GTG）、視野角が水平/垂直とも178度、輝度300cd/平方メートル、画素ピッチ0.264×0.264mm。

　本体サイズは幅699.7×高さ387×奥行き208.5mm、重量は5.65kg（いずれもスタンドを含む）で、VESAマウントにも対応する（100×100mmピッチ）。映像入力端子はDisplayPort×1、HDMI×2（1基はMHL対応）、DVI-D×1。このほか3ポートUSB 3.0ハブ、ヘッドホン端子も用意されている。

　付属品はMHLケーブル、DVI-Dケーブル、USBケーブル、ユーティリティーディスクなど。

　インターネットTV/ラジオ/ゲーム/ビデオ視聴ソフトなどが付属しているUSBモジュール。

　本体は、頭を押さえている人形(？)風の見た目となっている。