今週見つけた新製品
製品ジャンル
SSD/HDDの新製品 (2013年2月23日)
(2013/2/19 21:37)
- ※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
この価格で販売されることを保証するものではありません。
実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。 - ※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円) | ショップ | 備考 |
---|
SSD/HDD
プレクスター製SSDの下位モデル「M5S」の仕様変更モデル。詳細に関しては代理店のリンクスが公表している。新型番は、容量128GBモデルが「PX-0128M5S」(旧PX-128M5S)、256GBモデルが「PX-0256M5S」(旧PX-256M5S)。
リンクスによれば、今回変更されたのはSSDコントローラとNANDフラッシュ。コントローラチップはMarvellの「88SS9174」から「88SS9187」へ、NANDフラッシュはMicron製から東芝製へ、それぞれ変更されたという。
ちなみに、「Marvellコントローラ+東芝製NAND」というブランドの組み合わせは上位モデルのM5 Proと同じだが、M5 Proでは、高いデータ転送速度をうたうToggle DDR 2.0を採用するとされている。
キャッシュ容量は従来同様。128GBモデルはDDR3 256MBを、256GBモデルはDDR3 512MBを搭載する。フォームファクタ(2.5インチ、9.5mm厚)や保証期間(3年)にも変わりはない。
公称性能も従来どおりで、256GBモデルでは、シーケンシャルアクセスがリード520MB/s、ライト390MB/s、ランダムアクセス(4KB)がリード73,000IOPS、ライト70,000IOPSとされている(いずれも最大値)。
また、リンクスは新型番の製品についてもCrystalDiskMarkによるベンチマーク結果を掲載している。
それによると、新旧の性能差は256GBモデルでは小さいが、128GBモデルではシーケンシャルリードが14.4MB/s、ライトが8.4MB/s向上するなど、ほぼ全てのテスト項目で向上が見られる。256GBモデルも、ランダムライト(4K/QD32)が16.5MB/s向上したのが目立っている。
□リンクスインターナショナルによる仕様変更の告知
http://www.links.co.jp/2013/02/post-8/
容量300GBの2.5インチSAS-HDD。容量メーカーはWestern Digital。
同社のエンタープライズ向けモデル「WD XE」に属するモデルで、回転数は10,000rpm。インターフェイスは6Gbps-SASで、キャッシュ容量は32MB。厚さは15mm。
Intel製mSATA SSD「525」シリーズの容量は60GBモデル。
基本的な仕様は発売済みの他の容量のモデルと変わりない。公称値はリード550MB/s、ライト475MB/s。
mSATA SSDでは過去最大容量となる480GBモデル。メーカーはMushkin。mSATA SSDのこれまでの最大容量は、Plextorの「PX-256M5M」などの256GBで、今回の製品はそれらを上回る。
現時点では、同社Webサイトにこのモデルの製品情報は掲載されていないが、販売しているPC DIY SHOP FreeTが代理店から得た情報によれば、コントローラはSandForceの「SF-2281VB1-SDC」、NANDフラッシュはMicronの「IEA 17NW293」を採用しているという。
公称性能については、リード540MB/s、ライト425MB/s、ランダムアクセス78,000IOPSとしている(同情報による)。
また、同店では、IntelのNUC対応PC自作キット「DC3217BY」に今回の製品を組み込んだCrystalDiskMarkのベンチマーク結果を掲示中。
それによると、テストデータが「0 Fill」の場合でシーケンシャルリード486MB/s、ライト466.4MB/s、4Kランダムリード(QD32)199.7MB/s、ライト127.2MB/s、テストデータが「ランダム」の場合でシーケンシャルリード254.7MB/s、ライト235.7MB/s、4Kランダムリード(QD32)107.5MB/s、ライト29.91MB/sという結果だったという。