今週見つけた新製品

製品ジャンル:ビデオカード

ZOTAC GeForce GTX TITAN(ZT-70101-10P)

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価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名

ZOTACGeForce GTX TITAN(ZT-70101-10P)

  • GeForce GTX TITAN/GDDR5メモリ6GB
  • PCI Express x16
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  NVIDIAのシングルGPU最上位「GeForce GTX TITAN」を搭載したビデオカード。メーカーはZOTAC。

 GeForce GTX TITANは、2012年3月に搭載製品が登場したGeForce GTX 680の上位モデル。同社のデスクトップPC向けシングルGPUとしては、現時点での最上位モデルとなる。

 Keplerアーキテクチャを採用する点はGTX 680と同じだが、GPUコアはGK104からGK110へと更新。GK110のストリーミングマルチプロセッサ(SMX)では、192のCUDAコアと16のテクスチャユニットに、さらに64の倍精度ユニットが追加されている。

 GK110のSMX数は14。CUDAコアの総数は2,688と、GTX 680の1,536から大きく増加した。通常のコアクロックは1,006MHz→837MHzと下がったものの、パフォーマンスについては、テクスチャフィルレートが1,288億/s→1,875億/sと向上したとしている。

 メモリインターフェイスも強化。GDDR5メモリをサポート、クロック1,502MHz(データレート6,008MHz)という点は従来同様だが、最大容量が2GB→6GB、メモリバンド幅が256bit→384bitと増強、データ転送速度は192.2GB/s→288.4GB/sとなった。

 また、自動オーバークロック機能の「GPU Boost」が、「GPU Boost 2.0」へ更新されたのも特徴。GTX TITANではBoost時のクロックは876MHzとされているが、GPU温度が一定範囲内であれば、それ以上にクロックアップされるという。PC Watchによるテストでは、最大で1〜1.1GHz程度までアップすることが確認されている。

 ただし、電源ユニットに要求されるスペックも高い点には注意が必要。リファレンス仕様では、カード消費電力が195W→250W、必要なシステム電源容量が550W→600Wと上昇し、外部電源端子も6ピン×2→6ピン×1+8ピン×1となっている。

 ZOTACの製品はリファレンスカードを採用したと見られるもので、冷却システムに大型フィンやベイパーチャンバーが採用、高い冷却性能がうたわれている。搭載する映像端子はDVI-I、DVI-D、HDMI、DisplayPort。