AGP 4x対応のApollo Pro 133Aチップセット搭載マザー登場
Apollo Pro 133AはApollo Pro 133の改良版チップセットで、AGP 4xに対応している点が最大の特徴。これまでのチップセットは、どのメーカーの製品もAGP 2xまでで、AGP 4xに対応したのはこれが初めて。ノースブリッジはVT82C694X、サウスブリッジはVT82C686Aが使われている。なお、SL-67KVに搭載されているAGPコネクタはこれまでのタイプとは若干異なり、従来のタイプにあったスロット内部の突起がなくなっている。これは規格書の上では「Universal Connector」と規定されているもの。
すでに現行のビデオカードのほとんどがAGP 4x対応をうたっているため、ドライバも含めてきちんと動作すれば、ビデオカードのパフォーマンスUPが期待できそうだが、はたしてそううまくいくのかどうかは、今のところ実績がないので誰にもわからない。特にOS側とビデオカード側を含めたドライバ類の組み込みや対応がどうなっているのか、マニュアルにも記述がなく、ほとんど「未知の世界」。その意味では、人柱用としては最適なアイテムとも言えそう。
Apollo Pro 133AはFSB 133MHzやUltra ATA/66にも対応するなど、最新の機能をいろいろと搭載している。440BXに飽きてしまい、i820のリリース延期でがっかりしているという人にもちょうどいい代わりになるかもしれない。
□Apollo Pro 133A(VIA)
http://www.via.com.tw/products/prod133a.htm
□SL-67KV(SOLTEK)
http://www.soltek.com.tw/English/products/67kv.htm
[撮影協力:PCiN秋葉原]
[↑前の記事]: | 注目のAthlon用マザーボード、「K7M」と「FW-K7VM」が登場 |
[↓次の記事]: | 電話線でLANを実現するHomePNA対応カードが上陸 |