基板デザインが変更された新G400が出回る
新デザインG400の特徴は、メモリチップが全て片側に実装されていること。32MBモデルを例に取ると、これまでの製品ではメモリチップは表(ビデオチップが実装されている面)と裏に4つずつ半々に実装されていたが、新デザインでは全て表側に計8つ実装されている。ほかにも細かくチェックすると、拡張コネクタの位置が異なっていたり、一部の部品が省略されているなどの違いが見られる。
実際に出回っている新デザインの製品は、確認できた限りでSingle Head の32MBと16MBモデルのバルク品のみ。機能や性能面で新旧に違いがあるのかどうかは、特に明示されておらず不明。一部ではビデオチップのリビジョンも上がっているという情報もあるものの、残念ながらこれは確認できなかった。
アキバでは、現在この新旧G400が入り乱れている状態。性能などの点で違いがあるのかどうかはわからないが、どちらかを選別して購入したいという人は、このビデオチップの実装パターンをよく見る必要がある。
[撮影協力:WAVE EYE秋葉原店]
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