HHKキラーとなるか?Mac/UNIX/PC対応の新型コンパクトキーボード
「HHKキラー」の「HHK」とは、言わずと知れたマニアックな層に人気のあるPFUの小型キーボード「Happy Hacking Keyboard」のこと。このキーボードは、キータッチやキー配列にこだわったうえ、サイズをコンパクトにした製品で、特にUNIXユーザーに人気のベストセラーとして有名。最近では廉価版のHHK Liteも登場してユーザー層の広がりを見せている。
このHHKを以前から積極的に販売していた同店では、今度は多数寄せられたユーザーの声を参考に、独自に富士通高見沢コンポーネントと改良型の新キーボードを共同開発、24日(土)から販売を開始した。新開発の「FKB8579」は、HHK Liteをベースに逆T字配列でカーソルキーを追加、またいくつかの機能キーを追加するなど、機能性を向上させているのが特徴。もちろん、ESCキーが1キーの横であったり、CTRLキーがAキーの横にあるなど、キー配列のこだわりはHHKと同じだ。また、新たに脱着式のパームレストがつけられているのも特徴の一つ。
対応機種はPC(PS/2),Sun,Mac(ADB)の3種類。キーボード本体裏にあるジャンパスイッチを切り替えることで、各機種に対応する。また、対応ケーブルは3種類初めから同梱されているので、特にオプションで入手する必要はない(これは初回ロットのみの可能性があるとのこと)。同店の本多社長によると、「これはHHKキラーだ」とのことで、並々ならぬ意気込みを見せる。
「FKB8579」は特にカーソルキーがついている点で、より多くの人に受け入れられる可能性がありそう。ただし、英語キーボードであることのこだわりは変えられないようで、「日本語版は出ないんですか」との問いに対して、「そんなこと言うんじゃないって」とは本多社長の弁。今回販売するのは初回ロットの300本で、価格は9,800円。年明け以降は社外にも卸していく予定にしているそうだ。
□FKB8579(ぷらっとホーム)
http://www.plathome.co.jp/products/fkb8579/index.html
[撮影協力:ぷらっとホーム]
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