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2006年06月25日
OrigamiことUMPCは“萌え”で売れ!
Microsoftから鳴り物入りでデビューしたOrigami ProjectことUMPC(Ultra-Mobile PC)だが、どうも今のところ国内では旗色が悪い。名前の割りにはサイズが大きいとか、VAIO type Uのほうが全然いいとか、“小さいモノ激戦区”の日本ではイマイチ評価が鈍く、盛り上がりに欠ける状況だ。
そんなUMPCだが、24日(土)の取材中に「はっ!」とUMPCの隠れた大ヒットの要素に気がついてしまった。もしかしたら、これで日本にUMPCのブームがやってくる!…かもしれない。
6月24日(土)の「ECS新製品発表展示会」取材中のこと。ECSのUMPCであるH70にふと目をやると、そこにはスクール水着やら猫耳スタイルの萌えキャラクターの美少女がぐるぐる回る「ゆめりあベンチマーク」の画面が…。手のひらサイズの画面に萌えキャラクターが動いているというのもなかなかインパクトあるな…と、ちょっとひっかかったのだが、ECSの人が製品説明をしようとH70を手に取って操作を始めたとき、思わず「はっ!これだ!」と確信めいた感覚に襲われた。
UMPCは、いわずもがなのタッチパネルインターフェイス。いちおう推奨はスタイラスペンで画面を触ることになっているが、もちろん指で画面を直接触ってもいい。両手で持っているH70の画面に動く萌え系美少女のCGを見たとき、これで画面上の頭を直接撫でてやると表情変えたり、声が出るようなソフトだったら萌え系の人にかなり受けるんじゃないか…と思ったのだ。マウス操作で似たようなことをするソフトも昔あったが、タッチパネル画面で直接その場所を触るというのは、かなり直接的なインターフェイスになる。ま、大人向け18禁ソフトの展開も十分ありうるわけですが…。
基本的な要素としては、ニンテンドーDS用のバーチャルペットソフト「nintendogs」と同じだが、任天堂からそんな萌え系ソフトが出るわけもなく、ソフトを自由に作れるPCならではの展開として可能性はあるんじゃなかろうか。誰か個人でもソフト作ったら面白いかもしれない。マウス操作を前提としたソフトを作ってUMPCで動かせば、すぐに直接的なタッチインターフェイスのゲームに…。
ま、やりすぎるとむしろネガティブな展開になるので、頭以外の場所を撫でると怒ってしまうくらいの方がいいかも?
□Ultra-Mobile PC(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/umpc/
□SmartCaddie(PBJ)
http://smartcaddie.jp/
□ゆめりあベンチマーク
http://www.yumeria.com/download/mark.html
□関連記事
【2006年6月24日】“Origami”ことUMPCが登場、C7-M搭載で約10万円
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060624/etc_pbj.html
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