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2006年08月31日
残暑にも負けず…、代理店BIOS奮闘記
直前のエントリに引き続き、30日発売のCore 2 Duo Tシリーズに関する話。Core 2 Duo Tシリーズは、一部のCore Duo用マザーボードでも利用できるが、そうした製品でも、現時点では(原則として)BIOSアップデートが必要とされている。そんな中、Core 2 Duo搭載用としてマザーボードを買っていく人のためにと、MSIの代理店である東京エンジニアリングのI氏が、同社取り扱いのマザーボード「945GT Speedster」に対して店頭で一つ一つBIOSアップデートを行っているのを見かけた。
話によるとメーカーとしてではなく、代理店としてのサポートだという。ショップやエンドユーザーが喜ぶのならばと、パーツや工具に加えて作業台までを持ち運んで作業しており、ご丁寧なことに作業が終わったマザーボードにはI氏謹製のCore 2 Duo(Merom)対応シールを貼っていた。作業する店舗も多く、持ち運ぶ荷物も多いのに「自分の出来る範囲で自作を盛り上げたい」と、嬉々としながら作業をこなしている姿はパソコン好きの少年の様にも見えた。
秋葉原にはBIOSアップデートを待っている製品がまだ多数あるそうなので、これからも残暑に負けないで頑張ってもらいたい。
CPUをスタンバイ状態で入れ替えると……?
今週に入って各ショップ一斉にCore 2 Duo Tシリーズが入荷、結果、こんなことになったわけですが、フェイス秋葉原本店では勢い余って、スタンバイ状態のままデモ用ノートPCのCPUを入れ替えちゃったとか(Pentium M→Core 2 Duo)。
Windows XPの「スタンバイ状態」と言えば、いわゆるサスペンド状態なわけですが、なんとこれでもWindows XPはいちおう復帰、そのままシャットダウン→再起動できたそうです。これにはショップスタッフも思わず「???」だったそうですが、まぁ、世の中こういう事もある、ということで。
ちゃんとした検査をしないデモ用PCだったからこそ「やっちゃった」みたいですが、もちろんこんな操作は保証外。CPUや本体を壊してしまうことも十分あり得るので、CPUを入れ替えるときはちゃんとOSをシャットダウンして、主電源も落としてからやりましょう。