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2006年08月08日
Core 2 Duo人気爆発でとんでもない注文数、代理店は嬉しい悲鳴?
深夜販売の興奮冷めやらぬ中、またCore 2 Duoの人気ぶりを示す衝撃的なニュースが飛び込んできた。Intel代理店が明らかにしたデータによると、受注残を含むCore 2 Duoの注文数がとんでもないことになっているという。
Intel代理店のシネックスは7日(月)、Core 2 Duoに関する記者向けプレゼンテーションを行い、売り上げデータの一部を公開。発売時点の出荷数としてはPentium 4以降で過去最高を記録したほか、すでに受注残を含めると発表後1ヶ月の出荷数で過去最高だったPentium D 8xxシリーズの5倍近くにも達しているという。
発売の出荷数で過去最高を記録し、受注残まで含めると、すでに発表後1ヶ月の出荷数最高記録の5倍にも達すると言うのだから、これは驚異的な人気と言える。具体的な数量は明らかにされなかったが、プレゼンで示された棒グラフでは、確かに圧倒的な出荷数に達しているようだ。すでに大量に受注残を抱えている同社としては、「あとはIntelさんがどれだけがんばって物を入れてくれるのか」という状況だという。
また、今までの新型CPUの発売時状況と違う点として「これまで新型CPUは秋葉原からまず火がついてじわじわと地方にという感じだったが、今回は最初から地方やカメラ量販店から指名買いがきた。」と具体的なエピソードを交えて解説した。「これは過去にない現象だ。」とも。
また、Core 2 Duoの全4モデルの注文数分布も明らかにされ、現時点で2次キャッシュ4MBのモデルに人気が集中、特にE6600は1モデルで全体の半数近くにも達する注文数になっているという。高価な上位モデルに人気が集中するというのは、同社も予想外のことだったという。
Core 2 Duoの人気ぶりは深夜販売の盛り上がりでも証明されたが、代理店の出荷数でもはっきり証明された格好だ。自作PCではしばらく冷めていたオーバークロック熱もCore 2 Duoの登場で再燃しているようで、いったいどこまでいくのか注目されるところ。
ちなみに、このプレゼンは、MSIの「新製品納涼記者会見」なる、プレス向けイベントで行われたもの。本来はMSIの新製品について書くべきところではありますが、すでに内容はPC Watchで既報であり、時間のほとんどは真っ昼間から業界関係者による単なる飲み会だったという実状も考慮して、ここではばっさりと割愛させて頂きます(笑)。
□シネックス
http://www.synnex.co.jp/
□MSI、Core 2プロセッサ対応G965/Q965マザーなどを発表(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0807/msi.htm