« 液晶付きのポータブルXbox 360は要りませんか? | メイン | 弥生人の知恵のおかげ?高床式HDDクーラーが人気 »
2006年09月08日
知恵と努力と苦肉の策(?)のバーコードリーダー販売中
ドスパラ秋葉原Prime館では、同店レジでも使用中のPS/2バーコードリーダー(実売価格6,480円)を販売中。
こういう製品って秋葉原では意外とポピュラーで、何故かと言えば「レジを打っている時に、お客さんによく聞かれる」(同店)からだそう。システム開発会社やライバルショップが購入していくこともあれば、ISBNコードを使ったフリーの蔵書管理ソフトを使っている個人ユーザーもいるそうで、なかなか奥が深いなぁと思ってみたり。
それはともかく、このバーコードリーダー、いろいろ設定変更ができ、設定を内部メモリに保持しておくこともできるそうですが、その方法が素敵です。接続インターフェイスはPS/2なので、普通の方法ではPC側から設定データを送れないわけですが、こうした場合、素直に別のシリアルインターフェイスを用意したりするのが「何も考えないやり方」のはず。だけどこれは面倒くさいしコストもかかる。
そこで開発者は(たぶん)考えた「でも、バーコードならいくらでも読めるぞ」。
………ということで、付属冊子には設定用バーコードがズラリ並んでます。読み取り用LEDのライトを制御するバーコードとか、送出文字列を設定するバーコードとか、「Version Information」を行う(たぶんキー入力として返すんでしょう)バーコードとか、「RS232 Mode Parameters」(変換アダプタでもあるんでしょうか?)とか、とにかくいろいろ10ページから69ページまでギッシリと。
製品的には結構古いもののハズですが、こういう知恵と努力と苦肉の策(*1)がいっぱいの製品、私は大好きです。
*1 特に重要:p