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2007年06月15日

1GBメモリは「今週が最後の3千円台かも」の一方で…
投稿者: fumi-i 22:40 カテゴリー:POP


1GBメモリは値上がりか?

TSUKUMO eX.の店頭でメモリ価格について気になる告知が出ている。正面入り口に大きく出ているPOPには「DDR2-667 1GB ¥3,980 今週が最後の?3千円台かも…」とあり、来週から値上がりする可能性を暗に示している。その一方でメモリ価格は「安値安定!」と堂々店頭告知しているショップもあり、相変わらずメモリ価格は短期予測が難しい状況だ。

3,980円でPC2-5300 1GBを販売しているTSUKUMO eX.は来週にも4,000円台になる可能性があると予告している。同店は単独の専門PCパーツショップとして最大規模を誇り、2週間前にはPC2-5300の2GBを初めて1万円割れで販売するなどメモリ価格の動きには敏感なショップ。そこがこうした予告を大きく出すというのだから、それなりの根拠があってのことなのだろう。

1GBメモリは値上がりか?1GBメモリは値上がりか?

一方、ここ最近メモリに関するプライスリーダーとして大活躍中のクレバリー1号店では、同じPC2-5300 1GBをTSUKUMO eX.より安い3,853円で販売中で、店頭のPOPでは「メモリー価格 安値安定!」と堂々の安定宣言。むしろ、同店は先週末より値を下げている。

値上がりか安定か値下がりか一体どっちなんだよ!と思わずつっこみたくなるところだが、スポット市場のDRAMチップを使ったメモリモジュールの最終末端価格ほど短期予測が難しいものはない。まさに当たるも八卦当たらぬも八卦といったところ。

ところで、約10年前にさかのぼってみると、その時もある主流メモリの値動きが5,000円前後で注目されていた。そのときはEDO SIMMというメモリ規格で容量は32MB。かように半導体部品というものは長い目で見れば常に右肩下がりなのでございます…。

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