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2007年06月15日
ソフマップの秋葉原出店第一号が閉店へ
秋葉原とソフマップの歴史を語る上で重要な店舗が消えようとしている。閉店が間近に迫っているのは、ソフマップ秋葉原14号店(ブロックE2-[f3])。現在は美少女ゲーム専門店として営業中の店舗だが、実はここはソフマップの秋葉原出店第一号店舗であり、秋葉原が家電の街からPC全盛の時代へ移ろうとする頃の歴史上の重要ポイントともいえるところ。6月17日(日)の営業を最後に、この場所でのソフマップの歴史が閉じられる。
この店舗のソフマップとしての始まりは、今から24年前の1983年。「秋葉原1号店」としてオープンし、当時はPC用のゲームソフトをレンタルしたり、それをバックアップする目的の「コピーツール」と呼ばれるソフトが売られ、多くのPCオタク達がここを利用していた。
現在、店頭では美少女ゲームソフト専門店らしく、萌え系少女キャラクターがお辞儀をしているイラスト付きで閉店までのカウントダウンを行うPOPを出している。そこに出ているメッセージは、「14年間ありがとうございました。ソフマップ14号店 閉店カウントダウン」「統合まで、後3日!」。元々の歴史からすれば「24年間」とすべきだろうが、一時閉店していた経緯があるのか、今の業態となってから数えているのか理由ははっきりしないが、POPでは「14年」となっている。
営業最終日は6月17日(日)、18日(月)付けで閉店となる。この店舗が萌え系文化の色濃いPCゲームショップとして終わると言うところが、また歴史的にも興味深い。
□ソフマップ
http://www.sofmap.com/