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2007年07月18日
進化するラーメン缶
8月登場の「博多ラーメン缶」を食べてみました
以前ちょろっと書いた8月発売の「博多ラーメン缶」(はかた寿賀や製)ですが、サンプルをチチブ電機(ブロックD1-[b6])よりいただいたので、さっそく食べてみました。ウリは「“もう白滝ではない”雑穀入りこんにゃく麺」と新しいトンコツスープだそうです。
白いトンコツスープは紛れもないトンコツスープ色。フタの裏に少々脂が付いていますが、これはつまり「温めて食べるのが本道」という主張と考えて良さそう。 麺の雰囲気は確かにちょっと「俺は違うぜ」風。この麺は前述通り、こんにゃく素材ではあるんですが、「食感を改善するために雑穀を混ぜてある」「断面が十字型で、スープが絡みやすい」という特徴があるそうで、そうしたことが見た目にも影響している感じです。
●進化するラーメン缶
さて、実際に食べてみると、これがなかなか美味な気配。
スープは普通においしいクリーミーなトンコツ味で、さらに良いのがやはり麺。「雑穀入り」のおかげで「白滝感」がかなり減り、「十字断面」のおかげでスープと良く絡んで良い味がする、と、なかなか良い感じ。
具はチャーシュー一つと少ないですが、麺とスープが良くできているので、あんまり寂しさも感じません。
………それにしても毎回毎回「うまい!」ばかりで、我ながら「語彙少な!」とは思いますが、各メーカー、ちゃんと先駆者を研究し、それぞれ製品に生かしているわけで、そうした結果「うまい!」になるんだなぁと。ま、もともと私、なんでもおいしく食べる人ですが:p
なお、上記開缶時は常温でしたが、暖めてみたらやはり脂はきれいに溶けて味/見た目ともさらにグッドに。こんにゃく麺が微妙に固くなるので好みはありそうですが、「基本はホット」というのは間違いなさそうです。
ちなみにチチブ電機での発売は8月3日(金)の予定。当初は店内販売のみで、予価は2缶+替え玉2缶パックのおみやげセットが1,155円、ラーメン缶のみの単品が「検討中だが、いちおう380円の予定」(同店)とのこと。おみやげセットに含まれる「替え玉缶」の単品販売予定はないそうです。
また、自販機での販売も検討中だそうですが、「添付する箸の調達に手間取っており、少し遅れる見込み」(同)とのこと。
天狗缶詰製のラーメン缶も既に発売予告されているわけで、いよいよ「ラーメンの夏」に期待がかかります(?)