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2007年08月05日
うち水っ娘大集合!は強風でコスプレ水掛け大会に(笑)
メイドなどコスプレ姿の女性が秋葉原に集合して打ち水をやろうというイベント「うち水っ娘大集合!2007」が4日(土)にJR秋葉原駅前広場で行われた。これは環境省や秋葉原電気街振興会が後援している環境対策イベントで、今年で4回目。当日は晴天で温度は35度を超え、イベントとしては絶好の天候だったが、強風だったせいで、せっかくの打ち水が女性に戻ってかかってしまうハプニングも続出した。
メイド喫茶のメイドを中心としたコスプレ女性が60名近く集合し、みんなで打ち水を行うことで、手軽な温度対策を知ってもらい、地球温暖化やヒートアイランド現象など環境問題を考えてもらおうというのが、このイベントの本来のテーマ。一般参加者の列とコスプレ女性の列が対面になって数回にわたって打ち水を行い、一時的ではあるものの確かに周囲では若干の温度低下が確認できた。
真夏日で絶好の好天だったが、この日は近づく台風のおかげでコスプレ女性の打ち水に対して強い向かい風が吹く悪条件があり、カウントダウン後に打ち水が始まると、自分たちに戻って降りかかる水に「きゃーっ」「ごめん」「つめたいっ」などの反応が続出。地面にうち水するはずが、自分たちの服や肌に直接水がかかって余計に冷却効果があったようだ。
かかる水による衣装の汚れや化粧崩れを気にする人、風で乱れる髪とめくれるスカートを必死に押さえる人など、強風による思わぬリアクションが目立ったが、これも自然環境をテーマにしたイベントとしては、“適切なハプニング”だったのかもしれない。
イベント会場の周囲では肉の万世が牛と豚の着ぐるみを歩かせていた。一見、環境イベントとは関係ないようにも思えるが、主催者側によると、肉の万世はこのイベントを以前から支援しており、今回も支援の一環として着ぐるみで参加することになったのだという。
なお、「うち水っ娘大集合!実行委員会」は、京都議定書に基づく温室効果ガス排出量6%削減の支援プロジェクトであるチーム・マイナス6%のメンバーにもなっている。これについては現状で6%の削減どころかかなり増加しているという現実がある。
それを考えるとコスプレして打ち水してる場合なのかと訝しがる向きもありそうだが、主催者側としては「秋葉原に集まる人たちで何かできないか、環境に関心の高いアカデミックな一部の人たちだけではなく、もっと広く多くの人たちに関心を持ってもらおうとボランティアベースでやっている。」と説明する。今後もイベントとは別に秋葉原環境会議などを継続して行っていくという。
うち水っ娘大集合!2007
http://uchimizukko.chu.jp/07.html