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2008年01月29日

ハミダシPC DIY Expoレポート:その2
MSIのEFI BIOSにあった、謎の「ゲーム」メニューとは?
投稿者:Kotaro 22:45 カテゴリー:イベント/デモ


※このエントリーは橋本 新義氏執筆によるものです。

 PC DIY Expo 2008で最注目製品だったMSIのP35 Neo3-EFINITY。これに搭載されたEFI BIOSのセットアップメニューは、マウスによる操作が可能など、従来のBIOSと一線を画する特徴がある。しかし、機能的には、基本的にベースとなったモデルであるP35 Neo3-FのBIOSに相当する……と思いきや、実は深く調べてみると、メインメニューの画面で「ゲーム」という表記が(下から2段目のメニュー)。



 これはまさか、BIOS ROMに内蔵ゲームが……? と思い実行してみたところ、残念ながら「EFI対応ゲームCDをセットしてください」という旨のメッセージが表示されるだけだった。しかし、「EFI対応ゲーム」とはかなり興味がそそられるキーワードである。

 筆者が係員に質問したところ、残念ながら詳しい話を聞くことができなかったため詳細は不明だが、EFIはもともと対応OSと組み合わせるとブートローダーの役割も果たせるのが特徴。つまりこれは、メッセージの通り、EFIから直接起動可能なゲームタイトルが将来的に登場することを意味すると思われる。

 そう考えると、このゲームメニューは、EFIによってPCの使い方がどう変わるかを象徴する機能かもしれない。

ハミダシPC DIY Expoレポート:その1
PC DIY Expo 2008で熱かったPCI版ビデオカード
投稿者:Kotaro 22:32 カテゴリー:イベント/デモ


※このエントリーは橋本 新義氏執筆によるものです。

 本誌記事でも紹介したPC DIY Expo 2008では多くの新製品・未発表製品が展示されたが、実は密かに熱かったのがPCI版ビデオカード。

 昨今はPCI Expressの普及に伴い、AGP版のカードでさえもじわじわと製品数が少なくなっている。PCI版カードはさらに製品数が少なく、一種の絶滅危惧種的な扱いだ。しかし反面、ニッチながら確実に一定の需要があるため、新製品が定期的に登場しているジャンルでもある。

 そんな中、PC DIY Expo 2008ではなぜかPCI版カードの未発表製品がなんと3モデルも登場し、PCI版カードファンを密かに喜ばせた。



 とくに注目の製品は、AlbatronのPCI 8600GT(写真右)だ。これは文字通り、PCI版ながらNVIDIA GeForce 8600 GTを搭載したカード。Low Profile対応ながらメモリバスは128bitで、さらにビデオメモリはおそらくPCI版では初のGDDR3(ただしメモリクロックは、展示によれば400MHzと遅い)。さらにHDMI+DVI-I端子をカード直付けで搭載するという、かなり贅沢な構成となっている。

 昨今のGPUではPCIバスのデータ転送速度がボトルネックになってしまうため、PCI Express版のようには速くはないものの、おそらくPCI版ビデオカードでは最速となることは間違いない。筆者が聞いた範囲では現在はまだ発売未定とのことだが、合わせて展示されていたPCI 8400GS(写真左。こちらはGeForce 8400 GS搭載)と合わせ、無事の発売を期待したい。



 そしてRADEONファン向けにも、PowerColorがRADEON HD 2400 PROのPCI版を展示(写真左)。こちらもLow Profile対応だが、クロックなどはリファレンス通りの仕様だ。もともと高いコストパフォーマンスと低発熱などの扱いやすさで定評のある2400 PROだけに、もしPCI版も安価に登場してくれれば、一気に定番製品となる可能性もありそうだ。

CPUの選び方
投稿者:Kotaro 20:15 カテゴリー:POP




 これはTWOTOP秋葉原本店が掲示している「CPUの選び方」。

 これを見てたら、なんで自分のPCにAthlon 64 X2を入れたのか、よーくわかった気がします(苦笑。

 みなさんも参考にどーぞ。

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