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2009年01月30日
exFATでフォーマットしたSSDはブートドライブにできるのか?
1月27日付けでWindows XP向けにexFATファイルシステムをサポートする更新プログラムが公開されたので、SSD(RiDATA NSSD-S25-32-C04M-PN)でexFATの領域にOSがインストールできるか試してみました。
噂によると、FAT32でフォーマットしたSSDは俗に言う「プチフリーズ」が起きにくいらしいといわれています。しかし、FAT32はOSインストール時に32GBを超える領域のフォーマットができず、1ファイル最大4GBの容量制限があるなど制約も大きく、解決策としては微妙。
今回Windows XPでもサポートされたexFATはほぼ容量制限などがなく(領域・ファイルサイズ共に最大64ZB(ゼタバイト)対応)、SSDと相性のいいFATファイルシステムになるのでは?と期待させてくれる形式なのです!
OSインストールにあたり、nLiteを使用し、今回の更新プログラムを反映させたインストールディスクを作成。使用するSSDはあらかじめexFATでフォーマット済みです。ちなみに、VistaはSP1の段階でexFATをサポートしていますが、リムーバブルメディア以外はexFATでフォーマットできない制限がありました。XPは内蔵ドライブもフォーマット可能です。
準備も整ったところでインストールを開始したのですが、インストール領域の確認部分で早速撃沈。OSのインストーラーがexFATの領域を扱えないようです。事前にexFATでフォーマットしていたディスクはフォーマット形式不明と認識され、インストーラーで選択できる形式にもexFATの表示はありません。
更新プログラムの反映が失敗していることも考えられるので、NTFSでフォーマットし、インストールを続行して確かめましたが、インストール完了後のOSはしっかり更新プログラム適応済みとなっていました。
残念な結果ですが、XPでexFATファイルシステムを起動ドライブに使うのはちょっと難しそうです。
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【2009年1月28日】Windows XPが「exFAT」ファイルシステムに対応(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0128/ms.htm