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2010年01月26日
秋葉原でタモリの足跡を追え?iPhoneアプリ「ブラアプリ」
NHKで放送されているタモリの町紀行番組「ブラタモリ」に関連したiPhoneアプリとして「ブラアプリ」が無料でリリースされた。放送された町のポイントに関するビデオをオンデマンド配信するほか、その解説場所へ電子コンパスで誘導してくれる機能も用意されている。ブラアプリでは現在5つの町の放送回が登録されているが、そのうち秋葉原の回を早速試してみた。
秋葉原の回で現在用意されているポイントは、佐久間橋と万世橋と旧交通博物館と末広町近辺の4つ。それぞれの回をタップすると、大きなビデオ再生ボタンが現れ、実際に放映されたポイントのビデオが再生される。ビデオはだいたい1分前後の長さ。
面白いのはビデオ再生ボタンと一緒に表示される「この場所に行く」というボタン。これを押すと、電子コンパスでリアルタイムに自分の現在地から目的地への方角と距離が矢印で表示され、移動すると刻々と変化する。そして目的地に到着すると自動的にカメラアプリが起動し、その場を撮影するとブラタモリのロゴとポイント名を合成した写真がカメラロールとアプリ内のコレクトリストに登録される。
カーナビのように地図の上でガイドしてくれるわけではなく、刻々変化する矢印と距離の数字だけを見ながら移動するというのは、どこか宝探しでもしているかのようでなかなか楽しい。距離が縮まり、「目的地周辺です ココカメラを起動しますか?」というダイアログが出ると、それがいわばゴールだ。
廻る順番は自由だが、佐久間橋-万世橋-旧交通博物館-末広町とリストの上から順番に廻るとすると、JR秋葉原駅昭和通り口から降りて始めるとちょうどいい。コンパスに導かれて歩いていても、次々に途中で町のおもしろいものが見つかってつい寄り道してしまうだろうが、電子コンパスは常に目的地をさしているのでいつでも安心して復帰できる。ビデオの解説内容は町の歴史を重きにおいたもの。秋葉原の歴史を学ぶにはちょうどいい。iPhoneを持っている人は秋葉原巡りにこのアプリを使ってみるといいだろう。
ブラタモリと連動したアプリだが、同じ手法でデータだけ差し替えればデジタル的なスタンプラリーやオリエンテーションにも使えそう。
ただし町のデータリストや映像は、選択するとその都度ダウンロードして再生する方式のため、WiFiや3G回線がつながらない場所では使えず、3G回線ではビデオのダウンロードに時間がかかるので要注意。またビデオにはNHKの女子アナが解説者として一部登場するが、タモリ自身は一切登場しない。
□クウジット、博報堂DYメディアパートナーズと『ブラタモリ提供ブラアプリ』を共同開発(クウジット)
http://www.koozyt.com/press/2010/pr100126b.html
□ブラタモリ提供 ブラタモリ
http://itunes.apple.com/jp/app/id348741767?mt=8
メガネスーパー閉店、秋葉原電気街口にまた空きビル増える
投稿者:fumi-i 17:55 カテゴリー:スポット/ショップ情報
JR秋葉原駅電気街口前の「メガネスーパーAKIBA館」が24日(日)で閉店し、一等地のビルが丸々空きビルとなった。次のテナントはまだアナウンスされていない。
同店は2006年12月1日に秋葉原駅前サトームセン6号店跡地にオープンし、店員が店頭でラップのプロモーションで呼び込みを行うなどの名物もあったが、通り魔事件の影響や駅ビル改装の導線変化を理由に開店から3年強で閉店した。同店は上野店と移転統合というかたちをとり、3Fのコンタクトコーナーは専門店として新たにGAMERS本店隣の秋葉原野村ビル6Fに移転、27日(水)オープンする。
秋葉原は再開発によって、ヨドバシAKIBAのある秋葉原駅中央口側、UDX・ダイビルのある秋葉原駅電気街口北側などは大きく様変わりしたが、電気街口南側一帯はラジオ会館を中心に古いビルが乱立したままで、石丸電気秋葉原駅前だったビルも今は空きビル化し、周辺のビルも1F店舗がシャッター閉まったままになっているところもあり、秋葉原駅前という一等地であるはずなのに、新旧入れ替えの狭間で苦しい状況になっている。
□メガネスーパーAKIBA館移転につき「閉店売り尽くしセール」(メガネスーパー)
http://www.meganesuper.co.jp/shop/akiba/release.pdf
【関連記事】
□サトームセン跡地に眼鏡店とホビーショップがオープン
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/blog/archives/2006/12/post_116.html