パワレポ連動企画
マザーボード100選 2015(4)
~ミドルレンジ部門~
(2014/12/8 12:05)
このコーナーでは、こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の最新号と連動、同誌2015年1月号の特集記事「マザーボード100選 2015」をほぼまるごと掲載する。
特集記事では、市場に流通しているマザーボード製品から5カテゴリー、100製品を選び、それぞれの推奨製品をDOS/V POWER REPORT編集部と執筆陣の投票で決定する。
第四回目の今回は、10,000円以上~20,000円未満で販売されているミドルレンジクラスのマザーボードを紹介、ノミネートされた32製品を解説する。
なお、この特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2015年1月号は、絶賛発売中。1月号では今回の特集のほか、“即戦力”になるフリーソフト特集、次期OS「Windows 10」Technical Preview使用レポート、髙橋敏也の改造バカ一台など、多数の記事が載っている。また、特別付録として「マザーボード&ベアボーン超図鑑 2015」と題した小冊子が付いてくるなど、盛りだくさんの内容だ。
- DOS/V POWER REPORT 2015年1月号 Special Edition -
10,000円以上~20,000円未満のミドルレンジ部門
この価格帯には、さまざまなチップセットを搭載したマザーボードが混在し、多種多様なモデルが揃う。それだけに、必要な機能を見分けることができれば、自分の用途にジャストフィットの製品を入手することが可能だ。
選択肢が多いゆえに必要機能を見きわめることが重要
この部門は、上位から下位までさまざまなチップセットを搭載したマザーボードが混在しており、高機能モデルから価格重視モデルまで多様な製品がラインナップされている。そのため、製品を選ぶ際には、まず自分が必要な機能をきちんと把握しておきたい。1,000円~2,000円の違いで機能や品質が大きく異なることもあるため、価格につられて安いモデルに手を伸ばしてしまうと、あの機能があればよかったな……と後悔することも。逆に、必要な機能をきちんと把握して製品選択を行なえば不必要な出費を抑えることができる。
今回ミドルレンジ部門にエントリーされたモデルは32製品。製品ラインナップの傾向は、昨年と比べてあまり変わりはない。H87世代から登場したサウンド機能などを充実させた1万円台の低価格ゲーミングマザーボードも健在。ゲーミングモデルはハイエンドでしか展開していなかったASUSTeKがついにH97マザーボードのゲーミングモデルを投入するなど、低価格ゲーミングマザーはすっかりその地位を確立したように見える。なお、H97より下のチップセットは、新モデルの投入がなかったため製品ラインナップはほぼ変わらず、ASUSTeKの高耐久モデル「VANGUARD B85」なども販売が継続されている。
【この部門はココに注目!】
ポイント1 搭載チップセットにより製品の傾向が大きく違う
同じ1万円以上2万円未満の価格帯であっても、搭載するチップセットによって製品の傾向は大きく異なる。たとえば、Intel CPU向けマザーボードの場合、Z97を搭載した製品はスタンダードモデルが、H97を搭載した製品はサウンド機能やネットワーク機能を強化したゲーミングマザーボードのような高機能モデルが中心だ。
AMD CPU向けのA88Xを搭載したマザーボードは、Intel CPU向けマザーボードであればハイエンドクラスの価格となるような高機能モデルが揃う。このような搭載チップセットごとの製品傾向を把握することこそ、このセグメントの製品選択のカギとなる。自分の望む機能はどれとどれなのか、まずそれを確認することから始めるとよいかもしれない。
使いやすい万能型の2モデルがゴールドレコメンドを獲得
ミドルレンジの投票結果を俯瞰するとゲーミングモデルや省電力モデルなどコンセプトがはっきりした製品が目立つものの、もっとも多く票を獲得したのは、スタンダードよりもちょっと上めの仕様を持つASRock Z97 Extreme4、GIGA-BYTE GA-Z97X-UD3H-BKの2枚だ。
どちらも、Z97マザーとして十分な品質と機能を持っており、幅広い用途に使える点が特徴。Z97 Extreme4は価格も安くコストパフォーマンス的な魅力もある。一方、GA-Z97X-UD3H-BKは、168時間の耐久テストをクリアしたものしか出荷されないという、ミドルレンジクラスのマザーボードでは稀有な品質保証モデルで、その試みとGIGA-BYTEの品質へのこだわりが高く評価された。
オレはこんな基準で評価した!
・ITライター 滝 伸次
この部門はチップセットで製品の傾向が違うため、まず搭載チップセットごとに、品質、機能、コストパフォーマンスをチェックし、製品をピックアップ。そして製品コンセプトを十分考慮しながら、製品としての完成度の高いものを選んだ。
・ITライター 石川ひさよし
重きを置いたのは、安定して長く使いたいという「高信頼性」、あるいはパフォーマンスを求めつつも電気代を抑えたいといった「省電力性」だ。とくに後者は従来の省電力機能に、さらに徹底した対策を取った新しいジャンルの製品が登場している。
・ITライター 清水貴裕
主に、コストパフォーマンスと実用性を重視したが、VRMの作りや、実装部品の品質もチェックした。注目したのは、廉価版ゲーミングマザーだ。機能にメリハリを付けることで生まれたこれらのの製品は、実用性がまったく損なわれていないのが素晴らしい。
[Text by 滝 伸次]
マザーボード100選 2015
ミドルレンジ部門 ノミネート製品解説
ASRock Z97 Extreme4(実売価格:17,000円前後)
実売価格が1万7,000円前後とZ97マザーボードとしては比較的低価格ながら、品質、機能ともに充実しているのが本機の魅力だ。
まず注目したいのは心臓部と言える電源回路。デジタル制御の12フェーズ構成で、部品にもプレミアム合金チョークやデュアルスタックMOSFETなど高性能なものが採用されており、このクラスのマザーボードとしては豪華と言ってよい。耐久性、安定性を重視したい人にとっては要注目のポイントと言える。Z97世代のマザーボードとしては、PCI Express接続の高速ストレージインターフェースへの対応が気になるところだが、本機はM.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)とSATA Expressの両方をサポートしている。SATA 3.0ポート、USB 3.0ポートも、ともに2基ずつ追加搭載されているなど、インターフェースもこのクラスのマザーボードとしてはかなり充実している。
そのほか、配線層分離基板、オーディオ用コンデンサ、高性能ヘッドホンアンプの採用で強化されたサウンド機能やソフトウェアでHDDのON/OFFを切り換えることができるHDDセーバーなど魅力的な機能を満載。1クラス上の機能を備えた本機は、Web投票でも多くの支持を受けた。まさにコストパフォーマンス抜群の1枚と言える。([Text by 滝 伸次])
その他ITライターによる評価
・石川ひさよし
【豊富な機能と端子で、さまざまなニーズをカバーする1枚】
SATA ExpressやM.2といった新世代のストレージインターフェース、DisplayPortからDsub 15ピンまでの幅広い映像出力端子、SLIやCrossFireXへの対応など、さまざまなニーズに1枚で対応できる充実した基本機能が魅力。バンドルソフトが充実している点も評価できるポイントだ。
・清水貴裕
【価格と実装のバランスを高次元で両立】
Z97 Extreme6との最大の違いは、同社オリジナルのUltra M.2スロットが搭載されているか否か。SATA 3.0ポートやUSB 3.0ポートの数は削減されているものの、それぞれ8基ずつ(SATA Express含む)搭載されているので実用性は十分。VRMが上位と同じ12フェーズ構成の点も頼もしい。
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-25600 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×3(x16/- /-、x8/x8/-、x8/x4/x4で動作)、PCI-E 2.0 x1×3、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×6、USB 3.0×8、USB 2.0×6、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-Z97X-UD3H-BK(rev. 1.0)(実売価格:19,000円前後)
GIGA-BYTEは、Z97世代のマザーより出荷前に168時間の耐久テストを行ない、そのテストをクリアしたもののみを出荷する「BLACK EDITION」モデルを用意しているが、本機もその1枚。製品名の末尾のBKがBLACK EDITIONモデルであることを示している。本機の魅力は何と言っても、動作テスト済みゆえ初期不良率がほぼ0%に近いことだ。これは、自作の経験が少なく、トラブルへの対処が不得手という人などには何物にも代え難い魅力と言ってよいだろう。ちなみに機能が変わらないGA-Z97X-UD3Hとの価格差は実売で1,000円~2,000円程度だ。
機能面を見てみても、PCI Express接続の高速ストレージインターフェースとして、M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)に加え、SATA Expressをサポートするなど、Z97マザーボードとして不足するものはない。一見、シンプルに見えるサウンド部も左右チャンネル分離基板や600Ωのヘッドホンに対応するヘッドホンアンプの搭載など、高音質化のための工夫が施されている。PCIスロットの搭載を1本にとどめている拡張スロットの構成も使いやすいと言ってよいだろう。安定して動くことが保証されたスタンダード仕様のZ97マザーボードが欲しいという人にオススメしたい。([Text by 滝 伸次])
その他ITライターによる評価
・石川ひさよし
【耐久試験をパスした長期保証マザー】
仕様は「GA-Z97X-UD3H」と同じだが、「BK」は特別に実施した耐久性試験をパスしたモデル。計168時間も行なうテストによって不良品を徹底排除し、安定した製品のみが証明書付きで販売される。M.2やSATA Express、SLIやCrossFireXに対応するなど、基本機能も充実している。
・清水貴裕
【メーカーお墨付きの耐久性が魅力の1枚】
168時間にもおよぶ耐久テストをクリアした個体のみを出荷するという、徹底した品質管理が魅力の製品。ゲーミングやOCを追求した製品は多いが、ここまで徹底的に耐久性を追求した製品はめずらしい。保証期間が5年と長いので、耐久性の高さと相まって長く付き合っていける1枚だ。
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-24800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×1、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCIE 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer H97-PRO GAMER(実売価格:14,000円前後)
高音質のSupremeFXとサウンドユーティリティ、ネットワークゲームに最適なLANコントローラとゲームのデータ通信の優先度を上げることができるユーティリティなど、ゲーマー向け機能を強化したH97マザーボード。追加投資を抑えて手軽にゲーミングマシンを作成することができる。M.2、SATA Expressなどの最新機能をサポートしている点も魅力。([Text by 滝 伸次])
その他ITライターによる評価
・石川ひさよし
価格を抑えつつゲーマー向け機能を搭載したマザーボード。高音質オーディオ回路や、ゲーム時のネットワークを安定化させるソフトウェアなどを採用し、一方で安定性重視の独自機能も盛り込んでいる。
・清水貴裕
H97チップセットを採用することで価格を抑えたゲーミングマザー。LANやサウンドなどゲーム向け機能は充実しているので、OCしない人にオススメ。マザーで浮いたお金でビデオカードを強化するのが吉。
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCIE 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×3、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International H97M ECO(実売価格:11,000円前後)
配線や部品の選択など、省電力化のための設計がなされたMSIのECOシリーズのH97搭載マザーボード。通常のマザーボードでは、省電力機能を有効にすると性能が落ちてしまい、動作が不安定になることもあるが、本機は、安定動作のまま性能を落とさずに省電力を図ることができる。マザーボードの新たな潮流を生み出しそうな画期的な1枚だ。([Text by 滝 伸次])
その他ITライターによる評価
・石川ひさよし
突き詰めた省電力機能がすごい。あまり重要ではないLEDなどをOFFにできるのは当然として、使用しないスロットやポートへの通電もOFFにでき、最大40%の消費電力カットを実現している。
・清水貴裕
省電力性の追求というコンセプトの製品。基板上やUEFI上に実装されたECOボタンを押すだけで、最大40%も消費電力を低減できるという手軽さが魅力。それでいて性能の低下がないのだからすごい。
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI ×1、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×4、USB 2.0×8、LAN:1000BASE-T×1
ASRock Fatal1ty Z97 Killer(実売価格:19,000円前後)
ネットワークコントローラにKiller E2200を採用したゲーミングモデルだが、x8/x8のマルチGPUに対応しないなど、機能が限定されている面もある。([Text by 滝 伸次])
Web投票1位に対して審査員票はゼロ。ゲーミングマザーのお約束は満たしているが、上位モデルと比べるとZ97である必然性が薄い気が。ちょっと中途半端か。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-25600 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASRock Z97 Pro4(実売価格:14,000円前後)
低価格ながらM.2とSATA Expressをサポートする点が魅力。ただし、PCI Express 3.0の16レーンの分割に対応しないなど、機能が限定されている面もある。([Text by 滝 伸次])
Z97搭載マザーとしては確かに安いが、VRMの作りにしてもマルチGPU非対応の点にしても、H97ではダメなの?という印象を受ける。やはり価格しだい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-24800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASRock Z97 Pro3(実売価格:12,000円前後)
低価格なことを除けば、これといった魅力はない。オーバークロックを考えるのであれば上位機種を、考えないのであればH97マザーの購入を考えたほうがよい。([Text by 滝 伸次])
Pro4との違いはフェーズ数を減らし、コンデンサの品質を落とし、PCI Express x16スロットが1本になったことなど。選ぶ際はH97マザーと機能をよく比較したい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-24800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×6、 LAN:1000BASE-T×1
ASRock Z97 Anniversary(実売価格:12,000円前後)
Pentium G3258向けのOCプリセット機能を搭載しており、簡単にOCできることが特徴。低コストでPentium G3258を遊びたい人は要注目。([Text by 滝 伸次])
グレード的にはPro3とほぼ一緒だが、映像出力端子がHDMIという点には注意が必要だろう。OC設定が簡単なのは確かなのだが、わざわざ選ぶほどの機能かと言うと……。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-24800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×6、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer Z97-K(実売価格:15,000円前後)
PCI Express 3.0の16レーンの分割に対応しない点とSATA Expressに対応しない点が弱点。ASUSTeKマザーのユーティリティに魅力を感じるなら悪くない選択肢。([Text by 滝 伸次])
フェーズ数は4と、常用OCでは不安が残る。もう少しスペックに余裕が欲しいところ。Fan Xpert 3も備えるが、ケースファンコネクタが2基の点には注意したい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-25600 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCIE 2.0 x2接続)×1、SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-Z97X-Gaming 5(rev. 1.0)(実売価格:18,000円前後)
サウンドとネットワーク機能が強化されたゲーミングモデル。M.2、SATA Expressなどの高速ストレージに対応するなどインターフェースも充実しており全体的に隙がない。([Text by 滝 伸次])
いかにもゲーミングマザーらしい機能を備えた製品。2-way SLIにも対応し、CPU VRMも豪華で非常にバランスがよい。格安ゲーミングより1ランク上のPCを組むのによい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-25600 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI ×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×1、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-Z97-HD3(rev. 1.0)(実売価格:16,000円前後)
上位機種がデジタル電源回路を搭載するのに対し、本機はアナログ電源回路であるなどローコスト仕様で機能もシンプル。Z97マザーとしては魅力に乏しい。([Text by 滝 伸次])
ゴールドレコメンドのGA-Z97XUD3H-BKとの価格差は3,000円程度だが、そのわりには削減された機能が多め。M.2スロットなどもないため、新世代感にも乏しい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-24800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-Z97M-D3H(rev. 1.0)(実売価格:14,000円前後)
シンプルな仕様のZ97搭載microATXモデル。機能的には特筆すべき点はないが、microATXモデルながら、PCIスロットを2本搭載している点が特徴と言えば特徴。([Text by 滝 伸次])
特徴は少ないものの、コンデンサなど搭載部品の質はよく、価格なりの価値はある。microATXではPCIスロット搭載機が減っているため、流用パーツがあるなら注目したい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-24800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International Z97 GAMING 5(実売価格:17,000円前後)
品質、機能ともに充実している上、「Sound Blaster Cinema 2」やゲームプレイを配信できる「XSplit Gamecaster」など使えるユーティリティが付属。よくできた1枚。([Text by 滝 伸次])
高機能なゲーミングマザー。GA-Z97X-Gaming 5と競合するが、こちらはPCI-E 3.0 x16が3本ある代わりにSATA Expressがない。その辺りが選択ポイントか。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-26400 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI ×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×3(x16/-/-、x8/x8/-、x8/x4/x4で動作)、PCI-E 2.0 x1×4、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International Z97M GAMING(実売価格:19,000円前後)
高品質、高機能な1枚。このクラスのmicroATXマザーで唯一、USBに安定した電力と信号を伝達するUSBオーディオパワーを搭載している点にも魅力を感じる。([Text by 滝 伸次])
めずらしいmicroATXのゲーミングマザーボード。2-way SLIも可能であり、押さえるべきポイントは押さえている。小型ケースでパワフルなゲームPCに仕立てたい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/5/3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-26400 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作)、PCI-E 2.0 x1×2、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA 3.0×6、eSATA(SATA 3.0)×2、USB 3.0×8、USB 2.0×6、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International Z97S SLI PLUS(実売価格:18,000円前後)
M.2とSATA Expressの両方をサポートするなどZ97マザーとして必要と思われる機能は一通りサポートしている。価格がもう少し安ければよいのだが……。([Text by 滝 伸次])
スタンダードシリーズながら、SLI対応をうたった製品。ゲーミングマザー全盛の現在ではオーディオが弱いのが気になるが、別途サウンド環境を用意するなら弱点はない。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-26400 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI ×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×3(x16/-/-、x8/x8/-、x8/x4/x4で動作)、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×6、USB 3.0×8、USB 2.0×8、LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International Z97 GUARD-PRO(実売価格:15,000円前後)
M.2をサポートする以外は非常にスタンダードな仕様のZ97マザーボード。PCIスロットを搭載していないので、新規にマシンを組み立てる人に向いている。([Text by 滝 伸次])
「GUARD-PRO」とは各種の故障からマザーボードを守る機能の総称だが、上位モデルは大抵対応しているもの。このクラスでDisplayPortを搭載する点はめずらしい。([Text by 遠山健太郎(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-26400 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×4、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCIE 2.0 x2接続)×1、SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×6、 LAN:1000BASE-T×1
ASRock Fatal1ty H97 Performance(実売価格:11,000円前後)
高性能部品を採用した8フェーズのデジタル電源回路を搭載するなどH97としては豪華なハードウェア仕様が魅力。安定性、耐久性重視の人も要注目の1枚。([Text by 滝 伸次])
ゲーミング向けの充実した機能を盛り込みながら実売1万円強に収まっており、安定性を重視する通常用途で考えても、その拡張性・実用性ともに評価できる。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×3、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASRock H97 Pro4(実売価格:10,000円前後)
品質、機能ともに過不足ないスタンダードな仕様のH97マザーボード。これといった特徴もない代わりに欠点もない。H97マザーの選択肢には常に入れておきたい1枚だ。([Text by 滝 伸次])
PCI Express x16スロットを1基に絞るなどしてマザーボードの短辺を190mmと短めに設計。PCケースのベイでデバイスを多用するような用途でも干渉しにくい。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×6、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer H97-PRO(実売価格:12,000円前後)
M.2に加えSATA Expressもサポート、サウンドも強化されているなど、機能が充実している点が魅力。幅広い用途に使える安価なマザーが欲しいという人に最適な1枚。([Text by 滝 伸次])
M.2など9シリーズマザーの最新トレンドを押さえた手堅い1枚。ケースファン向けの4ピンコネクタ3基とFan Xpert 3を、この価格で活用できる点に魅力を感じる。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×3、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer H97M-E(実売価格:10,000円前後)
スタンダードなmicroATXモデルながら、H97マザーとして必要な機能がうまくまとめられている。M.2をサポートし、PCIスロットを搭載しない点が個人的には高評価。([Text by 滝 伸次])
Serial ATAが4ポートなのは個人的にマイナスだが、メインドライブはM.2を活用するのが新世代というメッセージだろう。CPU VRMにヒートシンクが欲しかった。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x1×3、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-H97M-Gaming 3(rev. 1.0)(実売価格:13,000円前後)
サウンドとネットワーク機能が強化されたゲーミングモデル。ユーティリティも充実しており、低予算でコンパクトなゲーミングマシンを作成したい人に向いている。([Text by 滝 伸次])
バックパネルのコネクタ数といい、PCI ExpressやSerial ATAの構成といい、この価格でここまで盛り込んでいる凝縮感が、microATX好きにはたまらない。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCIE 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-H97-D3H(rev. 1.0)(実売価格:10,000円前後)
最新の高速ストレージインターフェースであるM.2とSATA Expressの両方をサポートするマザーボードとしては低価格な点が魅力。コストパフォーマンスが高い1枚だ。([Text by 滝 伸次])
低価格ながら新世代の機能をバランスよく搭載。ケースファン向けの4ピンコネクタ3基のほか、CPUファン用にも4ピンが2基あり、高性能CPUクーラーも活用できそうだ。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×3、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×4、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International H97M-G43(実売価格:10,000円前後)
H97搭載micro ATXマザーながら、CrossFireXに対応するのが特徴。M.2スロットを装備するなどインターフェースも比較的充実しており、使い勝手のよい1枚と言える。([Text by 滝 伸次])
拡張性などではH97の機能を活かし、microATXながらM.2もサポートしている点が魅力。ビデオ出力も規格を網羅し、小型で多機能なPCを組めそうだ。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCIE 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、主なインターフェース:M.2(Socket 3、PCI-E 2.0 x2接続)×1、SATA 3.0×6、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer VANGUARD B85(実売価格:14,000円前後)
高耐久性仕様は言うにおよばず、基板上に設置されたセンサーで各部の温度をリアルタイムに監視できるなど、ハードウェアモニタリング機能が充実している点が魅力だ。([Text by 滝 伸次])
同社TUFシリーズでは最安で入手できるモデル。上位譲りのアーマーこそ装備しないが、各種センサー機能は継承。用途を考えればPCIバスを残してあるのもうなずける。([Text by 出町 学(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCIE 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×1、PCI×1、主なインターフェース:SATA 3.0×4、SATA 2.5×2、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer B85-PLUS(実売価格:11,000円前後)
B85の仕様をそのまま反映させたスタンダードなATXマザーボード。デジタル電源回路を搭載するなど、ASUSTeKらしい品質重視の作りが、製品の魅力を高めている。([Text by 滝 伸次])
ASUS 5X Protectionという品質・耐久性を意識した作りが、チップセットのグレードとしては低価格路線のB85でも十分に堪能できる。手堅い製品が欲しいなら。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、メモリスロット:PC3-12800 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×3、主なインターフェース:SATA 3.0×4、SATA 2.5×2、USB 3.0×4、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASRock FM2A88X Extreme6+(実売価格:14,000円前後)
8+2フェーズ構成のデジタル電源回路を搭載するなどSocket FM2+マザーとしては充実したハードウェア仕様を持つ。インターフェースが充実している点も特徴。([Text by 滝 伸次])
たっぷり用意された拡張スロット、ASRockらしい電源まわりの設計や高品質コンデンサなど、拡張性や品質面に抜かりなし。Purity Sound搭載でオーディオ機能も魅力的。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC3-20800 DDR3 SDRAM×4(最大64GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作 ※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×7、eSATA(SATA 3.0)×1、USB 3.0×6、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer A88X-GAMER(実売価格:16,000円前後)
サウンド機能とネットワーク機能が強化されたゲーミングモデル。比較的高性能なSocket FM2+ CPUの内蔵GPUを活かして、手軽にゲーミングマシンを作成できる。([Text by 滝 伸次])
Intel系ゲーミングマザーと同じオーディオ機能「SupremeFX」を搭載し、ノイズ干渉を抑えた設計。拡張スロット数は十分だが、USB 3.0ポートが少ないのが惜しい。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC3-19200 DDR3 SDRAM×4(最大64GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1(※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×3、主なインターフェース:SATA 3.0×8、USB 3.0×4、USB 2.0×10、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer A88X-PRO(実売価格:14,000円前後)
ヒートパイプを用いた冷却ユニットの採用などOCも視野に入れた高品質な作りが魅力。Socket FM2+ CPUのオーバークロックを考えている人は要注目の1枚だ。([Text by 滝 伸次])
ミドルレンジに含まれているが、OCも考慮した設計がなされているため構成や品質はリッチ。拡張性も十分考慮されており、幅広いユーザーにお勧めできる。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC3-19200 DDR3 SDRAM×4(最大64GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作 ※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×2、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×6、eSATA(SATA 3.0)×2、USB 3.0×6、USB 2.0×10、 LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeK Computer A88XM-PLUS(実売価格:11,000円前後)
品質、機能ともに手堅くまとめられており、Socket FM2+ CPU向けmicroATXマザーボードとして標準的。製品選びに迷ったら、本機を基準にするとよいかもしれない。([Text by 滝 伸次])
飛び抜けたところはないが全体に堅実。今回取り上げたSocket FM2+ CPU向けマザーの中では低価格なので、内蔵グラフィックス機能を活かした低価格PC自作に適す。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC3-19200 DDR3 SDRAM×4(最大64GB)、ディスプレイ:HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1(※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×1、PCI×1、主なインターフェース:SATA 3.0×8、USB 3.0×4、USB 2.0×10、 LAN:1000BASE-T×1
GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-F2A88X-UP4(rev. 3.0)(実売価格:14,000円前後)
高性能部品を採用したデジタル電源回路を搭載するなど、オーバークロックも視野に入れた高品質な作りが魅力。USB 3.0などインターフェースが充実している点も要注目だ。([Text by 滝 伸次])
防護機能をふんだんに採用した安定性重視の設計の上、USBポートの数を増やすなど使い勝手を重視した仕様。多くのAMD派にオススメできる。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC3-19200 DDR3 SDRAM×4(最大64GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作 ※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×1、主なインターフェース:SATA 3.0×7、eSATA(SATA 3.0)×1、USB 3.0×8、USB 2.0×10、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International A88X-G45 GAMING(実売価格:16,000円前後)
サウンドとネットワーク機能が強化されたゲーミングモデルだが、オーバークロック向け機能も充実している。高機能、高性能のSocket FM2+マザーが欲しい人に。([Text by 滝 伸次])
ストイックなゲーマー向けの機能が目立つ製品だが、USBポートの電圧供給安定化やOC機能など、ゲーマー以外にも魅力的な機能を豊富に搭載している。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC3-19200 DDR3 SDRAM×4(最大32GB)、ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作 ※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×1、主なインターフェース:SATA 3.0×8、USB 3.0×8、USB 2.0×8、 LAN:1000BASE-T×1
Micro-Star International A88X-G43(実売価格:10,000円前後)
非常にスタンダードな作りのA88Xマザー。インターフェースの数などはチップセットの仕様そのままで特筆すべき点はない。比較的低価格な点が本機の魅力か。([Text by 滝 伸次])
ミドルレンジクラスのSocket FM2+マザーの中では最安。「Kaveri」の低価格モデルも登場しているので、ビデオカードなしで手軽にゲームも遊べる低価格PC作りに。([Text by 内田泰仁(パワレポ編集部)])
【Specification】
対応CPU:A10、A8、A6、A4、メモリスロット:PC4-17000 DDR3 SDRAM×4(最大64GB)、ディスプレイ:HDMI ×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×1(※Socket FM2+ CPU使用時)、PCI-E 2.0x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×3、PCI×2、主なインターフェース:SATA 3.0×8、USB 3.0×4、USB 2.0×10、 LAN:1000BASE-T×1
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