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eスポーツ ヒーローインタビュー
「来週もキャリーします!」(RPG/tei選手)

~LJL SEASON 2 ROUND 9~

 4日(土)に行われたLJL シーズン2のラウンド9は別記事のような結果となった。

 ラウンド9の勝利チームはRabbitFive(以下RF)、DetonatioN FocusMe(以下FM)、Ozone Rampage(以下RPG)の3チーム。

 対戦相手と比べてランキングが上のチームが順当に勝利を重ねる結果となったが、本記事では、それぞれの試合の詳細結果と注目選手へのインタビューをお届けする。

第1試合 :RabbitFive(○)vs CROOZ Rascal Jester(×)

試合の注目点
Estelim選手

 RFが有利をつくっていくうえで、Estelim選手が序盤から中盤にかけて少数戦を起こしてキルにつなげていくことが重要だった。Estelim選手は見事その役割を果たし、チームの勝利に大きく貢献した。

 ここでRFのミッドレーナーEstelim選手のインタビューを見てみよう。

【バンピック情報】
CROOZ Rascal Jester
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPcogcogShen(シェン)TeleportFlash
JUNGLEInuEvelyn(イブリン)SmiteFlash
MIDapaMENAzir(アジール)HealFlash
ADCRkpKalista(カリスタ)FlashHeal
SUPPORTLillebeltJanna(ジャンナ)FlashExhaust
BANした
チャンピオン
Rek'Sai(レクサイ)、Alistar(アリスター)、Ryze(ライズ)

――試合を振り返ってみて、勝利の感想はいかがですか。

[Estelim選手]復帰戦でミッドに戻ってきて良い結果を出せたので、本当に良かったです。みんながうまくやってくれたので、良い形で敵をピックアップできたりしたので、70点ぐらいの内容だったと思います。僕個人のプレイも70点ぐらいですね。

――久しぶりのミッドはいかがでしたか。

[Estelim選手]やっぱりミッドが一番楽しいロールですね。ADキャリーと違って序中盤から試合を動かせるのと、ミッドでプレイすると視野が広いんですよね。ミッドは全体的に気にするので、そっちのほうが退屈しなくて良いです。ADキャリーはミッドと比べると見る視野が狭くて少し退屈でしたね。

――アーリのような序盤から中盤にかけて試合を動かしていくチャンピオンをプレイする際に意識していることは何ですか。

[Estelim選手]序盤から動かしていくので、ジャングラーとの息を合わせることに意識を置いていますね。ジャングラーと息を合わせることで、試合を大きく動かすことができると思います。

【バンピック情報】
RabbitFive
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPYutoriMoyashiNautils(ノーチラス)FlashTeleport
JUNGLERainbrainGragas(グラガス)FlashSmite
MIDEstelimAhri(アーリ)IgniteFlash
ADCZerostSivir(シビル)HealFlash
SUPPORTAwakerMorgana(モルガナ)FlashExhaust
BANした
チャンピオン
Riven(リベン)、Ekko(エッコ)、Rumble(ランブル)

――今回のCROOZ Rascal Jester(以下RJ)との対決に向けて、何か対策はしましたか。

[Estelim選手]特に対策というのはしていなかったですね。自分たちのできる強い行動をしただけです。ただ、cogcog選手のリベンに関しては、スクリムなどで活躍している場面がけっこう多いんです。それでリベンはターゲットバンしたんですよね。

――集団戦でかなりアグレッシブにプレイしつつもゼロデットでしたがコツは何かありますか。

[Estelim選手]感覚なんですけど「これなら死なないな」というのをちゃんと自分の中で持っていて、2.5秒間無敵になれる「砂時計(ゾーニャアワーグラス)」と敵の攻撃を避けられる「フラッシュ」でどこまでの行動ができるかだいたい分かるんです。これはやっぱり「経験」によるものではないでしょうか。

アグレッシブかつ丁寧にプレイすることは、意識していますね。たとえそれがアグレッシブなチャンピオンだったとしても、パッシブにやるときはパッシブにやる。メリハリを持った行動が自分の得意なプレイなのかなという感じです。僕がもし間違ったところでアグレッシブに行っていたらデスしていたと思います。常に冷静であることが自分の長所なのかなと思っています。

――ランキングは4位で決定ですが、これについてどう受け止めていますか。

[Estelim選手]ラウンド2からラウンド8までけっこう色々あって僕がADキャリーをやっていましたし、フルメンバーでもなくチームとしての100%がしっかり出せなかったので、妥当な順位なのかなという感じですね。

――最後に来週の意気込みと、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

[Estelim選手]チームの雰囲気も良くなって、やっと戻ってきたからやるぞ!という感じです。来週も活躍したいと思うので、どうか応援をよろしくお願いします。

第2試合:ApeX R Gaming(×)vs DetonatioN FocusMe(○)

試合の注目点
試合に勝利したのはDetonatioN FocusMeだったが、序盤からApeX R Gamingに優位を取られ、厳しい展開を強いられた。

 FMのミッドレーナーCeros選手が、中盤以降のにらみ合いや集団戦において、マジックダメージ主体の装備である「AP(アビリティ・パワー)」エズリアルの能力を遺憾なく発揮してチームの危機を救った。

 なお、今回はチームの都合によりインタビューはなしとなった。

ApeX R Gaming
【バンピック情報】
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPAyasKFizz(フィズ)IgniteTeleport
JUNGLEAiRek'Sai(レクサイ)FlashSmite
MIDUtautaiViktor(ビクター)IgniteFlash
ADCH1RoNSivir(シビル)FlashHeal
SUPPORTLillyJanna(ジャンナ)FlashIgnite
BANした
チャンピオン
Kalista(カリスタ)、Ekko(エッコ)、Azir(アジール)
DetonatioN FocusMe
【バンピック情報】
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPAstaroreMaokai(マオカイ)FlashTeleport
JUNGLEProcxinNidalee(ニダリー)SmiteFlash
MIDCerosEzreal(エズリアル)FlashSmite
ADCYutaponLucian(ルシアン)HealFlash
SUPPORTRokeniaAlistar(アリスター)FlashIgnite
BANした
チャンピオン
Ryze(ライズ)、Evelyn(イブリン)、Gragas(グラガス)

第3試合:Ozone Rampage(○)vs Immortals 7th heaven(×)

試合の注目点
tei選手

 RPGのミッドレーナーであるtei選手が、集団戦においてチームを救うウルトや勝利に導くウルトなど、非常に素晴らしいパフォーマンスを発揮。「1位争い」の大事な試合で、チームに勝利をもたらした。

 そこで今回はtei選手にヒーローインタビューをお願いした。

Immortals 7th heaven
【バンピック情報】
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPEviShen(シェン)TeleportFlash
JUNGLESSunRek'Sai(レクサイ)FlashSmite
MIDAlvingoVladmir(ウラジミール)FlashHeal
ADCMuekiCorki(コーキ)FlashHeal
SUPPORTClockdayAlistar(アリスター)FlashIgnite
BANした
チャンピオン
Hecarim(へカリム)、Ezreal(エズリアル)、Viktor(ビクター)

――試合を振り返ってみて、勝利の感想はいかがですか。

[tei選手]前回7h戦ではピックバンの失敗もあったんですけど負けていたので、今回は思い通りにピックバンもできていて自信を持って臨めたので、勝てて素直に嬉しいです。試合は最初だけ1デットしちゃったんですけど、それ以外はキレイに集団戦ができて、自分のウルトがうまく決まっていたので、これはいけるなと思ってプレイしていました。

――7hのことはどのように見ていますか。今回の直接対決に向けて何か対策はしましたか。

[tei選手]7hは集団戦が他のチームよりうまいと思うんですけど、ちゃんと実力が出せれば自分たちのほうが強いので、しっかりと自分の仕事をするように考えていましたね。

 7hはしっかりと連携が取れているのかなという気がします。寄りが早かったりする印象ですね。対策としては、ピックバンがうまくいけば大丈夫だと思っていたので、それだけを考えていました。


【バンピック情報】
Ozone Rampage
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPAmuseRumble(ランブル)TeleportFlash
JUNGLEDoadRengar(レンガ-)SmiteFlash
MIDteiOrianna(オリアンナ)FlashHeal
ADCMMeronSivir(シビル)FlashHeal
SUPPORTDaraThresh(スレッシュ)IgniteFlash
BANした
チャンピオン
Azir(アジール)、Lulu(ルル)、Ryze(ライズ)

――今回のように味方のジャングラーがレベル6までガンクが強くない場合、レーニングでどのようなことを意識していますか。

[tei選手]今回の試合の場合は基本的にミッドガンクが序盤にはお互い来ない、まあレクサイのほうはちょっと強いので警戒しなきゃいけないんですけど、とにかくセーフプレイでしっかりとミニオンを倒して「CS」を取っていれば序盤は大丈夫なので、中盤以降の集団戦に重点を置くようにプレイしました。

――集団戦でオリアンナのウルトを使う際に何を見て判断しているのですか。

[tei選手]基本的には相手の後衛が複数巻き込められると良いんですけど、ただ今日は相手の装備がマジックレジストを積んでいたので、マジックダメージ主体の自分より味方で唯一アタックダメージ主体だったMMeronを活かすために、相手の前衛をうまく止めるようなウルトをするように狙っていました。

――今シーズン全体を振り返ってどうですか。また、チームの雰囲気はいかがですか。

[tei選手]シーズン2に関しては、コーチや新しく入ったDoadとDaraに引っ張られる感じで、自分の実力も上がっていると思うので非常に充実していると思います。

 チームの雰囲気はかなり良いですね。他のチームがどんな雰囲気か分かりませんけど、たぶん一番雰囲気が良いのではないでしょうか。今日もみんなで集まってネットカフェでプレイしていたんです。KRサーバーだとPingが高かったりするときがあるので、Pingの低いネットカフェに集まってプレイしています。

――最後に来週の意気込みと、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

[tei選手]来週もちゃんと練習をして、普通に勝ちたいと思います。来週もキャリーします!

編集部より

AKIBA PC Hotline!では、「eスポーツを観戦する」ことにフォーカスした新コーナー「eスポーツWatch」を開始しました。現在の盛り上がりの中心となっている、League of Legendsをメインに、選手たちの戦いとドラマをお届けします。チームのインタビューや観戦ガイドなど、eスポーツを楽しく見る情報満載でお届けしていきますので、みなさまよろしくお願いします。

(AKIBA PC Hotline!編集部)