最速のビデオカードを狙うオリジナルデザインのGTX 1080を展示、水冷ヘッド搭載モデルも
トリプルファン搭載クーラー「IceStorm」を採用する「GeForce GTX 1080 AMP EXTREME」 デュアルファンタイプのクーラーを搭載する「GeForce GTX 1080 AMP Edition」 多くの自作ユーザーが今注目しているのが、メーカーオリジナルデザインのGeForce GTX 1080搭載ビデオカードだろう。ZOTACも当然、オリジナルデザインのGeForce GTX 1080カードを計画、展示しており、都合3製品が並んでいた。
ラインナップは、「最速のGTX 1080を狙っている」という最上位の「GeForce GTX 1080 AMP EXTREME」、オーバークロック仕様の「GeForce GTX 1080 AMP Edition」、そして水冷専用モデルの「GeForce GTX 1080 ArcticStorm」の3つ。
3製品とも現在出荷に向けて最終的な調整を行っているとのことで、動作クロックなどは知ることができなかった。なお、「AMP EXTREME」を冠するモデルは、GeForce GTX 980 Ti時代には最高クロックのモデルとして君臨したが、今回も「GeForce GTX 1080の世界最速モデルを狙って調整を行っている」とのコメントをもらうことができた。
発売時期に関しては、6月中旬頃を予定しているそうだ。
「GeForce GTX 1080 AMP EXTREME」の仕様。8GBのGDDR5Xメモリを搭載する。 インターフェイスはDisplayPort×3、HDMI 2.0b×1、DVI×1。 背面側。前世代と同じく電源特性を最適化する「POWER BOOST」に対応。 「GeForce GTX 1080 AMP Edition」の仕様。 インターフェイスはGeForce GTX 1080 AMP EXTREMEと共通だ。 GeForce GTX 1080 AMP Editionも「POWER BOOST」に対応。 対応フィッティングはG1/4インチで、本格水冷向けのモデル。 【オリジナルデザインのGTX 1080ビデオカードをどう思いますか?】
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背負えるPC「Mobile VR」で快適VR体験!ワイヤレスでVRは快適に!
数多くのメーカーがComputex会場で実施しているVRのデモだが、そうの中でも同社は特に力が入っていたメーカーのひとつ。その最大の理由が、バックパックの中にPC本体やバッテリーを内蔵し、ワイヤレスでVRが楽しめる「Mobile VR」を用意しているためだ。
HTC Viveを利用する場合、PC - ヘッドマウントアダプター間は長いケーブルで接続され、それがプレイヤーを引っ張ってしまったり、絡むという問題がある。しかし、背中にPCを背負って使用できる「Mobile VR」ならその問題は発生しない。
重さは約4.5kgで、ホールド感のあるバックパックタイプなので、それほど重く感じなかった。プレイに夢中になっていたら気にならないレベルで、ケーブルの制約から解放されるのはなかなか快適だ。
バックパックの中に搭載されているPCは、後述する同社製小型PC「MAGNUS EN980」をベースに空冷化したものので、現段階で約3時間ゲームがプレイできるという。
現在はカバンやPCの構成などを見直しつつ、8月を目処に製品化を考えてるそうだ。
日帰りレベルで使うような小型のバックパックにPCを収納。冷却のためにメッシュになっている。 肩掛けのベルトが太くしっかりと背負えるため安定していた。このために作ったバックパックだとか。 肩に掛けたうえで、腰もしっかりと止めてプレイする。 筆者もプレイして見たが、コードの引っかかりや引っ張りがないため、ゲームに没頭できた。 【「Mobile VR」をどう思いますか?】
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「VR対応で世界最小」小型筐体にGTX 980と水冷システムを搭載したベアボーン「MAGNUS EN980」
独自の水冷システムを備えたVR対応のベアボーンキット。 今回、同社のブースでVRのデモに使われていたのが新登場の小型PC「MAGNUS EN980」だ。同社によると、VR対応PCとして世界最小だという。
CPUがCore i5-6400、GPUにGeForce GTX 980を搭載しており、メモリは最大16GBまで搭載可能だ。
なお、メーカーによると、北米ではOSやストレージをセットした完成品が約2,000ドルで、ベアボーンキットとしては1,599ドルで発売されているという。
日本市場では6月末頃の発売を予定しているとのことだが、そのときはGPUがGeForce GTX 1080になる可能性もあるそうだ。
ブースにはクリアボックスに入ったモックアップが用意されており、内部の冷却構造がわかるようになっていた。
VR対応に対応する小型PCを求めたいユーザーには選択肢になりそうだ。
内部構造がわかるむき出しのモデルも用意。水冷システムは独自だという。 背面の端子部。小型モデルながらWi-Fiや有線LAN端子、充実した映像出力を装備する。 フロントパネルにUSB 3.1端子を2基配置。ひとつはType-Cだ。 HTC製のViveを接続してVRを体験するデモで使われていた。 【MAGNUS EN980をどう思いますか?】
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Skylake搭載の「ZBOX」や有線LAN付きのスティックPCなど……
小型PC「ZBOX」シリーズにSkylake搭載モデルが登場、筐体が一回り大きいモデルはファンレス仕様。 同社がビデオカードと並んで得意とするジャンルが小型PCだ。ブースの一角には小型PCのエリアが用意されており、新旧モデルが複数展示されていた。
中でも注目なのが手の平サイズの小型筐体にSkylake世代のCPUを搭載した「ZBOX」の新モデル。「ZBOX MI523/543/545 Nano」はプロセッサにCore i3-6100Uもしくはi5-6200Uを搭載。小型ながらに高いパフォーマンスを発揮できる。
また、ほぼ同応答の性能を搭載しながら、ファンレス構造を採用した「ZBOX CI523/543 nano」も用意。こちらはより大型のヒートシンクを内蔵することでファンレス化を図ったモデル。基本仕様は同じなので静音性を重視する場合はこちらが有力な選択肢になるだろう。
スティック型PCとしては珍しい有線LANポート搭載モデルも展示。ラインナップはファンありのホワイトモデル「PICO PI220」とファンなしブラックモデル「PICO PI221」の2種類。ホワイトモデルの「PICO PI220」はVESA対応のマウンタが用意されており、ディスプレイなどに固定することができる。どちらもCPUはAtom x5-Z8300を搭載、2GBのメモリと32GBのeMMCを内蔵している。
ファレンスの「ZBOX CI523/543 nano」 「ZBOX CI523/543 nano」の背面端子。 「ZBOX CI523/543 nano」のスペック。 ファンを搭載する「ZBOX MI523/543/545 Nano」 「ZBOX MI523/543/545 Nano」の背面端子。 「ZBOX MI523/543/545 Nano」のスペック。 ファン搭載のスティックPC「PICO PI220」、VESA取り付け用のアダプタも用意。 無線LANアンテナ用のコネクタとmicroSDスロットも装備。 金属ボディを採用するファンレスの「PICO PI221」 【Skylake搭載の「ZBOX」や有線LAN付きのスティックPCをどう思いますか?】
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