Broadwell-E向けX99マザーを複数投入、銀色のOC向けマザーやイルミネーションがウリの新型も
銀のカラーリングが特徴的なOC向けの「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」 多彩なイルミネーションがウリの「X99A GAMING PRO CARBON」 X99チップセット搭載マザーボードの新モデルで目立ったのが、「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」と「X99A GAMING PRO CARBON」の2製品。
「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」は銀色の基板を採用し、OC向けに設計されたX99搭載マザーボード。
同社のOC向けZ170搭載マザーボード「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION 」のX99版と言える製品で。OC性能を引き出すための高品質設計や高品質パーツを採用する点がウリ。Broadwell-Eでオーバークロックを行うユーザーには注目の製品だ。
U.2コネクタをオンボードで搭載し、SATAコネクタの上部にUSB Type-Cコネクタを備えるほか、
日本での発売は6月中旬が予定されている。
「X99A GAMING PRO CARBON」は多彩なイルミネーション機能を備えたモデル。現在秋葉原でも購入可能なモデルだ。
1,680万色/17種類の発光パターンに対応したイルミネーション機能「Mystic Light」を搭載。また、LEDストリップを接続できるピンを備えており、「Mystic Light」と連動して発光させることができる。発光色などの設定はユーティリティソフトやスマホのアプリなどから変更可能だ。同社製ビデオカードも発光機能を備えるモデルがあるので、連動できないか聞いたところ、連動可能なバージョンは現在開発中とのことだった。
イルミネーション機能が目立つ同製品だが、金属プレートでPCIe・メモリソケットを強化した「Steel Armor」・「DDR4 Steel Armor」を備えるなど、品質や性能も重視した設計となっている。
このほか、X99搭載マザーボードではIntelチップによるDual LAN搭載のワークステーション向けモデル「X99A WORKSTATIO」などの展示も行われていた。
X99A XPOWER GAMING TITANIUMの基板は白のようにも見えるが、銀色になっている。 U.2コネクタをオンボード搭載、2.5インチタイプのNVMe SSDを接続可能。 U.2に加え、SATAポートの上部にはUSB Type-Cコネクタも搭載されている。 X99A GAMING PRO CARBONは黒を基調にカラーがまとめられている。 増設したLEDストラップはMystic Light機能で連動可能とのこと。 今後ビデオカード側のイルミネーション機能とも連動を予定しているそうだ。 イルミネーションの切り替えなどはスマホからも可能。 ワークステーション向けのX99マザー「X99A WORKSTATION」。 対応フィッティングはG1/4インチで、本格水冷向けのモデル。 【MSIのX99マザーボードをどう思いますか?】
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「重いビデオカードでも歪まない」金属プレート装備のZ170マザーメモリ5GHz動作を記録したMini-ITXマザーも
背面に金属プレートを搭載した「Z170A MPOWER GAMING TITANIUM」。 メモリの5GHz動作を記録したという「Z170A GAMING PRO AC」。 Z170搭載マザーボードで目についたのは、背面に金属プレートを装着した「Z170A MPOWER GAMING TITANIUM」。
型番末尾に「TITANIUM」が付くモデルはオーバークロック向けの特性を持ったモデルだが、このモデルは特にビデオカードの性能を重視する用途を意識したモデル。
重量級のビデオカードを装着した際にマザーボードが歪まないよう背面に金属プレートを装着したモデルで、メーカーによると、「TITANIUM」を冠する発売済みの「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM」はCPUのオーバークロックに特化したモデル、今回の「Z170A MPOWER GAMING TITANIUM」はゲームなどビデオカードを使用する用途に特化したモデルになるという。
また、このモデルもSATAコネクタの上部にUSB Type-Cコネクタが設けられている。ケースに収めてしまうと用途がかなり限定されてしまうが、ケースに収めた時にも有効活用できるよう、5インチベイや拡張カードブラケット部分にUSB Type-Cコネクタを設けられるオプションの投入も予定しているそうだ。
このほか、Z170マザーボードではDDR4メモリの5GHz動作を記録したという「Z170A GAMING PRO AC」を展示。
このモデルは、メモリ - CPU間のスペースが完全にメモリ配線にのみ割り当てられており、メモリの高クロック動作に関してはかなり条件が良い設計になっているという。通常のGAMINGシリーズのモデルとして投入されるが、どちらかというとプレミアモデル的な側面をもった製品だそうだ。
Z170A MPOWER GAMING TITANIUM SATAポートの上部にUSB Type-Cコネクタを備える。 ケースに収めた際に内部USB Type-Cコネクタを活用するためのオプション。 5インチベイ、または拡張カードブラケット部分にコネクタを追加可能。 DDR4メモリの5,002.4MHz動作をアピール。 【Z170A MPOWER GAMING TITANIUMやZ170A GAMING PRO ACをどう思いますか?】
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軍事技術ベースのサウンド機能「Nahimic」が強化敵の方向がわかるセンサーやゲーム配信時に効果音などが簡単に追加可能に
MSI製品の上位モデルなどに搭載されている軍事技術ベースのサウンドエフェクト機能「Nahimic」がバージョンアップ。
新たに敵の方角などがわかる「Sound Tracker」機能や、ゲーム配信時に拍手や笑い声などの効果音を簡単に足せる機能などが新たに追加された。
「Sound Tracker」機能は、音から判明する情報を視覚的に表示するもので、背後からの接近を知らせるなど、センサー的な使い方ができる。ゲーム配信時に拍手音などが足せるエフェクト機能は、デフォルトで設定されているもののほかに、自分で音を追加して使用することもできる。
Nahimic 2の機能はNahimicに対応している製品であれば旧モデルでも利用可能。対応製品としては、X99A GODLIKE GAMING CARBON、X99A XPOWER GAMING TITANIUM、X99A GAMING PRO CARBON、Z170A GMING M9 ACK、Z170A XPOWER GAMING TITANIUM、Z170A MPOWER GAMING TITANIUM、Z170A GMING M7、Z170A GMING M5、Z170A GMING M3、Z170A GAMING PRO CARBON、Z170A KRAIT GAMING 3X、Z170A KRAIT GAMING R6 SIEGE、H170 GMING M3、B150 GMING M3などがあげられている。
敵の方角などが視覚的にわかる「Sound Tracker」。 実際のゲームでは敵が接近した際に注意を知らせるアイコンが表示されていた。 ゲーム配信時などに気軽に効果音が足せる機能も新たにサポート。 「Nahimic」でサポートされていた機能は「Nahimic 2」でもそのまま踏襲されている。 【Nahimicをどう思いますか?】
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最新の「Twin Frozr VI」を搭載したGTX 1080を展示新型のSLIブリッジやオリジナルデザインのGTX 1070も
「Twin Frozr VI」を搭載したMSIオリジナルデザインのGeForce GTX 1080カード。 水冷モデルやリファレンス準拠モデルなども展示されていた。 ビデオカードでは、現在注目を集めているGeForce GTX 1080を搭載したオリジナルデザインのカードが複数モデル展示されていた。
MSI人気の「Twin Frozr」を搭載したモデルは今回2種類の発売が予定されており、背面バックプレートに光るロゴが入り、より高クロックとなる「GAMING Z」と、これまでのGAMINGモデルの仕様を踏襲するスタンダードな「GAMING X」の発売が予定されている。「GAMING Z」モデルの発売時期などは未定とのことだが、「GAMING X」モデルは近日の発売が告知されている。
今回採用されている「Twin Frozr」は最新の「Twin Frozr VI」。ヒートパイプ間の隙間が無いより精巧な作りとなり熱伝導性を向上させたほか、ヒートシンクにあたる風を最適化するためにフィンの形状や枚数などが変更されるなど、改良を施したモデルとのことだ。
このほか、GeForce GTX 1080は水冷クーラー搭載モデルや下位モデルなどが展示されていたほか、TWIN FROZR VIを搭載するGeForce GTX 1070なども展示されていた。
また、新型のSILブリッジ「SLI HB Bridge」のオリジナルデザインモデルも展示。試作品で、デザインなどは変更の可能性があるとのことだ。
「Twin Frozr」搭載のGTX 1080は2モデル登場予定。 「GAMING Z」と「GAMING X」の2種類。 上がスタンダードな「GAMING X」、下がロゴの光る「GAMING Z」。 新型のヒートシンク部分。ヒートシンク間に隙間が無い。 Twin Frozr VIのカバーの一部は発行機能付き。 水冷使用のカード「SEA HAWK」シリーズのGeForce GTX 1080。 こちらはTwin Frozrの下位にあたるモデル。 はリファレンス準拠デザインのGeForce GTX 1080も展示されていた。 オリジナルデザインのGeForce GTX 1070。 MSIオリジナルデザインの「SLI HB Bridge」。 【MSIのGeForce GTX 1080カードをどう思いますか?】
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MSIブランドのCPUクーラー登場?視線入力デバイスもデモ
マザーボードやビデオカードエリアには、これらのほかに試作品のCPUクーラーや視線入力デバイスも展示されていた。
CPUクーラーは2モデルを開発中とのこと。上位モデルは発行機能付きで、天板部分のデザインが異なるサンプルが展示されており、ユーザーの反応を見ているとのこと。また、下位モデルはブラックとシルバーのモデルが展示されており、こちらもどちらのカラーを製品版に採用するか検討中とのことだった。
また、視線入力デバイスの「tobii eyeX」も展示されており、ゲームが楽しめる状態で自由に触ることができた。
異なる天板デザインのサンプル、製品版にどのデザインを採用するか検討中とのこと。 ブラックモデルとシルバーモデルが展示されていたが、製品版はどちらの色にするか検討中とのこと。 ディスプレイのベゼル部分に搭載してデモは行われていた。 チュートリアルもかねたゲームが楽しめる状態になっていた。 【MSIブランドのCPUクーラーや視線入力デバイスをどう思いますか?】
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