Twin Frozr Vを搭載したGeForce GTX 980 Tiが6月末発売
まず、同エリアの目玉になっていたのがGeForce GTX 980 Tiを搭載した独自クーラーのビデオカード「GTX 980Ti GAMING 6G」。
現在はリファレンスクーラーの製品しか発売されていないGeForce GTX 980 Tiビデオカードだが、この製品はMSI独自の最新クーラー「Twin Frozr V」を搭載。静音性と冷却性能を両立させているほか、もちろんファン停止機能も搭載している。ついにTITANと同じGM200コアの製品にファン停止機能が付くわけで、なかなか注目できる製品ともいえる。
なお、「GeForce GTX 980モデルと違い、2個のファンを個別に制御することはできない」とされているが、「GPU温度が60℃を超えるとファンの回転が開始、負荷が下がって50℃を下回るとファンが停止する」といった基本は変わらないという。
動作クロックは、OC重視の「OC Mode」、バランス重視の「Gaming Mode」、静音性重視の「Silent Mode」の3モードに切り替えでき、それぞれGPUのベースクロックが1,000MHz/1,140MHz/1,178MHz(サイレントモード/ゲーミングモード/OCモード)、ブーストクロックが同 1,076MHz/1,2280MHz/1,279MHz、メモリクロックが同 7,010MHz/7,010MHz/7,100MHzとされている。
なお、GeForce GTX 980のTWIN FROZRモデルと違い、バックプレートも装備するという。
6月末には発売予定で、価格は「代理店と調整中」とのこと。このほか、さらなる上位モデルとして特にOCにフォーカスしたLightningブランドのGeForce GTX 980ビデオカードも7月に発売する予定。
独自のOCアプリ「Gaming App」によりオーバークロックやLEDのカスタマイズができる Twin Frozrのアピールにも力が入っていた。 【GTX 980Ti GAMING 6Gをどう思いますか?】
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竜のエンブレムのSLIブリッジも…
また、竜のエンブレムをあしらったライトアップ機能付きのSLIブリッジも参考展示。3way用と2way用が用意されており、2Way用は該当するスロットの位置を調整できる。
発光の様子は同社専用アプリ「Gaming App」で制御可能で、3wayタイプは7月から量産予定とされている。詳細な販売形態などは未定。
同社の竜をあしらったデザインは人気も高く、今回の製品もそれを活かしたものといえるだろう。
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「白いビデオカード」も登場、白いマザーとセット向け?
一方、エントリー向けには「白いビデオカード」を参考展示。
GeForce GT 730を搭載した白基板/白色ファンの製品で、型番はN730K 1GD3/OC。詳細なスペックは書かれていなかったが、型番を見る限り、オーバークロック仕様が想定されているようだ。メモリ容量は1GB。
MSIではモノトーンのZ97マザーも発売しており、こうした製品と合わせてカラーコーディネートする、というのもなかなか面白いかもしれない。
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このほかMSIブースでは、ショート基板、かつOC仕様のGeForce GTX 960ビデオカードやTwin Frozr搭載のGeForce搭載ビデオカード各種が展示されていた。
それらの主な製品を以下に紹介しておこう。
OC仕様のショート基板GeForce GTX 960ビデオカード「N960 2GD5 OC ITX」。動作クロックは「リファレンスより7~10%ほど高くなる見込み」(MSI)とか こちらは通常タイプのビデオカード。白を基調カラーとした製品が多い
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[制作協力:MSI]