全国出張!自作PCまつり

Intel純正スティックPCやTITAN Xの魅力を紹介、
春の自作PCまつり in 仙台レポート

高橋敏也氏は電飾で光る「仙台七夕まつりPC」を披露

 4月25日(日)、弊誌とDOS/V POWER REPORTの共同イベント「全国出張!春の自作PCまつり in 仙台」を開催した。

 会場はTWOTOP仙台店。主催はインプレス、後援はインテル、協賛はNVIDIA、テックウインド。通算で4回目の開催となる。

 主なイベント内容は、"改造バカ"ことテクニカルライターの高橋敏也氏による「ご当地PC」の披露を皮切りに、インテルはCompute Stickや750シリーズSSDといった新製品のテクノロジーを紹介。テクニカルライターの加藤勝明氏は最新ゲームタイトルが快適に動かせる小型PCを解説したほか、NVIDIAはハイエンドビデオカード「GeForce GTX TITAN X」のテクノロジー説明を行なった。最後のセッションでは、恒例となった「自作系ライター&編集者座談会」を実施。弊誌編集長とライター陣、名物店員を交えた座談会を開催した。

会場をご提供いただいたTWOTOP仙台店内
イベント開始直前の会場の様子

 なお、今回も本イベントの様子をニコニコ生放送で中継した。5月2日(土)までタイムシフト視聴が可能だ。

 また、ニコ生限定プレゼント付きのアンケートも実施中。Intel Club Extremeに登録のうえ、放送中に表示されるキーワードを入力することで応募できる。

当日のタイムテーブル】(全セッションを1枠で中継しました)
【13:00~13:30】改造バカが東北に見参!仙台ご当地PCをお披露目
登壇者:テクニカルライター 高橋 敏也氏
[セッション資料]
【14:00~14:30】インテルセッション
登壇者:インテル株式会社 技術本部 フィールドアプリケーションエンジニア 牧野 拓也氏
【15:00~15:30】最新小型・高性能ゲームPCの作り方 ~カトーさんの自作相談室もあるよ!~
登壇者:テクニカルライター 加藤 勝明氏
[セッション資料]
【16:00~16:30】この春、快適にゲームを楽しもう!~GeForce なら4Kゲームだって安心
登壇者:エヌビディア チャネルマーケティング&セールスマネージャー 高橋 一則氏
【17:00~17:30】自作系ライター&編集者座談会 ~お客さんの質問も受けちゃいます!?~
登壇者:
テクニカルライター 高橋 敏也氏
テクニカルライター 加藤 勝明氏
TWO TOP仙台店 高橋 恵太氏
DOS/V POWER REPORT 編集長 佐々木 修司
AKIBA PC Hotline! 編集長 鈴木 光太郎
[セッション資料]

ご当地PCは「仙台七夕まつり」モチーフ。電飾で光るギミック搭載

 今回のご当地PCは、仙台七夕まつりに着想を得たもの。ギタースタンドにマザーボードや電源、ストレージを吊るし、さらに装飾としてCPU、七夕飾り、電飾パーツを取り付けている。物理的に不安定なため、操作デバイスとの接続は無線化し、電源とディスプレイ出力以外には外部接続ケーブルを使用していない。電飾用のインバーターを取り付けており、スイッチを入れると発光する。

 マザーボードはASUSのH81M-E。「仙台七夕まつりPC」製作途中の様子は、DOS/V POWER REPORT 6月号に掲載している。

"改造バカ"高橋敏也氏
ご当地PCのテーマは「仙台七夕まつり」
仙台といえば「牛タン」を始め、食べ物が美味しいイメージ。ご当地PCでも多くの案が挙がった
ずんだ餅PCのイメージ
仙台七夕まつりPC
電飾を装備した
今回使用したマザーボードはASUSの「H81M-E」
H81M-Eの特徴
操作デバイスは無線化
装飾はCPUをホットボンドで接着して制作
なんとか完成。OSにはWindow 10 Technical Previewを採用

インテルは高速SSD「750」シリーズを紹介、Compute Stickの用途提案も実施

 インテルのセッションでは、インテル技術本部フィールドアプリケーションエンジニアの牧野拓也氏が、同社が発表している新製品動向についての説明を行なった。

 最大速度がリード2,400MB/sec、ライト1,200MB/secのコンシューマ向け高速SSD「750」シリーズを紹介したほか、スティック型PC「Compute Stick」の活用事例を提案。TVやディスプレイに接続するだけで気軽に使えるPCとして、日常の中の様々なシーンを例に挙げた。このとき、セッションの説明に使う資料表示用PCとして実際にCompute Stickを使用しており、スライドの表示やフルHD動画再生などを行ない、動作の安定性と実用性の高さをアピールしていた。

インテル技術本部フィールドアプリケーションエンジニアの牧野拓也氏
インテルSSD750シリーズ概要
旧機種とのスペック比較
Compute Stick外観
Compute Stickの用途提案を行なった
インテル製の心拍数測定センサーを内蔵した、SMS Audioのスポーツ向けイヤフォン「Biosport in-ear」も紹介
IPX4準拠の防滴性能も有する
CPU内蔵グラフィックス「Iris」の紹介もあった

ゲーミングPCの組み方指南、NVIDIAは「TITAN X」を用いた4Kゲーミングを紹介

 加藤勝明氏は、最新のゲームタイトルを快適に動かせる小型PCを組むうえでの留意点を解説。マルチスレッドを効果的に処理できるようになるDirectX12対応タイトルの登場を見越して、CPUにはHTの使えるCore i7を推奨した。ビデオカードの選び方としては、フルHDでの運用を前提に、GRAND THEFT AUTO VやBattlefield Hardlineといった現行最新タイトルをどの程度の画質で遊びたいかという観点で選ぶことを勧めている。

テクニカルライターの加藤勝明氏
今回のテーマ
パーツ構成。総額は約25万円
現行機種としてある程度の高画質が必要な場合は、GTX 960以上のビデオカードを選ぶ

 NVIDIAのセッションには、チャネルマーケティング&セールスマネージャーの高橋一則氏が登壇。コンシューマ向けハイエンドビデオカード「GeForce GTX TITAN X」を用いた4Kゲーミングの魅力を解説したほか、自作PC推進プロジェクト「GEFORCE GARAGE」がサポートしている改造PC(MOD PC)プロジェクトや高橋敏也氏出演のニコニコ生放送番組などを紹介した。

NVIDIA チャネルマーケティング&セールスマネージャーの高橋一則氏
TITAN XのパフォーマンスはKepler世代の「TITAN」と比べて約2倍に達するという
Unreal Engine 4の技術デモ「Kite
日産GT-R R35風ケースで改造PCを組んだ森田氏
高橋敏也氏のニコニコ生放送のサポートも行なっている
GeForce Experienceのバージョンアップ履歴

恒例のじゃんけん大会や座談会も実施。次回開催地は秋葉原

 各セッションの合間には、恒例のじゃんけん大会を実施。賞品としてインテル製のNUCやSSD、ビデオカード、書籍などを用意した。イベントの最後には、iiyama PCの広報キャラクター「戦国戦隊イイヤマン」に登場するロボ「めしやま」が登場し、恒例のじゃんけん大会に加わった。

じゃんけん大会を実施
イベント当日にはイイヤマンレッドとめしやま(飯山)が駆けつけた
じゃんけん大会に参加するめしやま。手ではなく足でじゃんけんをした
グー
チョキ
パー
次回の開催地は秋葉原

 次回の「自作PCまつり」開催地は秋葉原。詳細は順次告知する予定だ。

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(関根 慎一)