買ってみたらこうだった!

ブラックライトでPCをデコ、派手になり過ぎないクールなPCを組んでみた

白×紫でこだわりのPCを作る

 RGB LEDによるイルミネーションが静かなブームとなっている自作PC。ということで、筆者の久保もPCをデコレーションに挑戦してみました。

 今回使うのは、CCFLのブラックライトと、LEDを搭載していない半透明タイプのケースファン。ベースのPCに使うのは前回ご紹介した真っ白なPC。あわせてご覧いただければ幸いです。

ほどよい光量のCCFLブラックライト

今回使用したPCイルミネーション向けCCFLのブラックライトモデル「Cold Cathode Lamp 30cm S UV」。固定用のシール付き。
光らせたところ。

 今回、照明として使用しているのはCCFLのブラックライト「Cold Cathode Lamp 30cm S UV」。

 購入時の価格は税込871円。今回2本購入しています。秋葉原であればオリオスペックなどで購入可能です。

 なお、CCFLは単体では使用できず、インバーターが別途必要になります。税込750円前後で入手可能ですが、はじめてCCFLを購入する際にはCCFL×2本+インバーターのセットが税込で約1,700円ほどなので、こちらがお勧め。

 また、CCFLはブラックライト以外にも複数カラーが販売されているので、好みの色が選べます。

今回は2本購入。
蛍光灯下で光らせたところ、LEDなどと比べるとまぶしくはありません。
使用するには別途インバーターが必要。
こちらはCCFL×2+インバーター+固定用シールがセットになったキット。
価格は税込み1,674円。

淡く光るブラックライトに反応するPCパーツ、透明系パーツを有効活用

 ブラックライトのCCFLは通常のCCFLと違い、ちょっと特殊な使い方ができます。

 例えば、UV対応の冷却液やケーブルなどを光らせたり、アクリルのエッジ部分を光らせたりと、
使い方次第で通常のイルミネーションでは難しい一風変わったライトアップが可能だったりします。

 今回ブラックライトに合わせるのは半透明のアクリルファンと、白い電源ケーブル。まずはファンの方から紹介します。

透明/半透明のファンはブラックライトと相性が良いです。
ブラックライトにかざしたところ、エッジ部分が綺麗に浮かび上がります。
右はLED搭載ファン
ブラックライトよりもLEDの方が高輝度。
LEDは派手に光りますが、ブラックライトに反応する物は淡く光ります。
不透明ファンとの比較。
白も映えるのですが、半透明のものと組み合わせた方が面白みはあります。

 半透明のファンはブラックライトにかざすとエッジ部分が光っているように見え、全体は淡く光ったような感じになります。

 透明度が高いとよりエッジ部分が強調され、透明度が落ちるほど淡い感じになります。個人的には半透明くらいのものが好みです。

白いケーブルも若干ブラックライトに反応します。
ブラックライトを当てたところ。
メモリ基板の側面も派手ではありませんが、淡く光っているようになります。

 ファンほど目立つ感じはありませんが、ケーブルもブラックライトに反応するものがあります。アクリルなどでやプラ素材などでできているスリーブは仄かに反応してなかなか綺麗です。ちなみに、メモリの基板側面などもブラックライトに少し反応します。

真っ白なPCにブラックライトを組み込んでみた

 ということで、前回作成した白いPCにブラックライトとファンを組み込んでみました。白×紫なのでそこそこ綺麗に見えます。写真だと青が強く出ますが、実際はもう少し紫寄りの色味になっています。

 暗い場所で撮影すると以下のような感じになります。ブラックライトで光らせたものは撮影が難しく……、実物の方がかなり綺麗なのですが、雰囲気だけでも伝われば幸いです。写真ほどはどぎつい色味にならず、青のCCFLとは異なる独特な風合いになります。

 ファンとCCFLだけでもそこそこ綺麗にPCはデコレーションできるので、アクリル窓付きのケースを使っている方はPCの魅せる部分に凝ってみてはいかがでしょうか。