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USB電源やケーブルの品質チェックができる「マルチコネクタUSB電子負荷抵抗」が発売

オプション利用でQuick Charge対応機器のチェックも可能

 USB電源・ケーブルの品質をチェックできるという機器「マルチコネクタUSB電子負荷抵抗(MS-002)」(以下MS-002)がエスエスエーサービスから発売された。

 Quick Charge(以下QC)対応機器をチェックできるようにするアダプタ「USB QuickCharge2.0/3.0電圧トリガー(MS-003)」(以下MS-003)も発売されている。

 価格は前者が税込6,280円、後者が税込1,980円。販売ショップは東映無線ラジオデパート店東映ランド

 MS-002は、ACアダプタ、モバイルバッテリーなどのUSB電源や、USBケーブルの動作・品質をチェックする機器。

 本体には、入力端子としてUSB 2.0標準A、USBミニB、USBマイクロB、USB 2.0 Type-C、Lightningコネクタ、ネジ式ターミナルブロックが、出力端子としてUSB 2.0標準A(メス)が装備。電流を調節する2つのダイヤル(0~3.5A、±0.2A)と、「システム補助電源専用」のUSBマイクロB入力端子も装備されている。

 側面には電流、電圧、電力、抵抗などの値を表示するディスプレイがあり、これを見て接続したUSB電源やUSBケーブルの品質を推量できる。「電流値が増大した際の電圧降下の程度を見ることで、電源やケーブルの品質を推し量る事が可能」という。

 なお、複数の入力端子を同時に使用することはできないとのこと。また、高負荷時はヒートシンクなどが高温になる場合があり、長時間の使用などは控えてほしいとされている。

 また、MS-003は、高速充電規格のQCに対応した電圧コントローラー。USB 2.0標準Aのオス端子とメス端子が装備されており、MS-002に接続することでQC 2.0/3.0対応機器をチェックできるようになる。

 MS-003にはQCのバージョンと電圧を変更するスイッチも装備。インジケーターでQCバージョン(2.0、3.0)と電圧(4~6.9V、7~10.9V、11~14.9V、15~20V)を確認できる。なお、MS-003単体で、USB電源のQCバージョンや対応電圧の確認に使用可能。

[撮影協力:東映無線ラジオデパート店]