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ビデオカードも魅せる!3面強化ガラス採用の「PC-O12WX」が登場、Lian Li製

PCIeライザーケーブルや内部接続用のUSB 3.1 Type-Cケーブルを標準搭載

 フロントと左右サイドの3面に強化ガラスを装備したLian Liのミドルタワーケース「PC-O12(PC-O12WX)」が近日発売される。国内代理店のディラックは26日(金)に発売するとしている。

 予価は税抜き57,800円(税込62,424円)。オリオスペックにはサンプルが入荷している。

USB 3.1 Type-C対応の内部接続ケーブルやPCIe x16対応のライザーケーブルを標準搭載

右側面の内部
左側面の内部
フロントコネクタ
内部接続用のUSB 3.1 Type-Cケーブル
PCIe x16対応のライザーケーブル
背面の様子

 PC-O12は本体サイズが幅203×高さ508×奥行き550mmのPCケース。フロントと左右サイドの3面に透明な強化ガラスを装備することで、内部の視認性を高めると同時に、高級感を演出している。筐体の素材は外部がアルミ、内部がスチール。重量は8.6kg。

 内部は3エリア構成。マザーボードトレイを境に左右2つのエリア(マザーボード部、ビデオカード部)に分かれており、さらにボトムにストレージ&電源ユニットのエリアがある。

 「鑑賞性を重視した」(ディラック)というレイアウトも特徴だ。内部に装備されたPCIe x16対応のライザーケーブルを用いて、ビデオカードを垂直に配置することが可能。これにより、本体のサイドからビデオカード表面の冷却システムやカバーのデザインなどを“鑑賞”できるようになっている。

 ビデオカード用のスペースは2ヶ所あり、2枚までのカードを垂直配置できる。なお、2枚目のカードを搭載する場合は、オプションのライザーケーブル「PW-PCIE38-1」が必要。

 トップの前側には、電源スイッチやUSB 3.1 Type-CポートなどをまとめたI/O部が装備。マザーボード側のUSB 3.1 Type-C内部コネクタとは、本体内蔵の内部接続用ケーブルを用いて接続する。

 対応マザータイプはE-ATX、ATX、microATX。ドライブベイは3.5インチシャドウ×4、2.5インチシャドウ×4。PCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ340mmまで、ATX電源が奥行き230mmまで、CPUクーラーが高さ75mmまで。

 ケースファンは非搭載で、トップ120mm×3とフロント140mm/120mm×2の搭載が可能。ラジエーターの装着も可能で、最大対応サイズはフロントが280mm、トップが360mm。

[撮影協力:オリオスペック]