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最新Intel NUC「BEAN CANYON」が計4モデル発売、Core i7/i5は4コア8スレッド
eDRAMを統合したIris Plus Graphics搭載
2018年11月8日 11:00
第8世代Coreプロセッサ「Coffee Lake-U」を搭載した新型Intel NUC「BEAN CANYON」が登場した。
ラインナップはCore i7-8559U搭載の「NUC8i7BEH(BOXNUC8i7BEH)」、Core i5-8259U搭載の「NUC8i5BEH(BOXNUC8i5BEH)」「NUC8i5BEK(BOXNUC8i5BEK)」、Core i3-8109Uの「NUC8i3BEH(BOXNUC8i3BEH)」の合計4モデルで、Core i5のみ筐体が異なる2製品が用意されている。
店頭価格(以下税込表記)はCore i7モデルが67,700円、Core i5の2モデルが51,700円、Core i3モデルが38,700円。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラ秋葉原本店、パソコンショップ アーク。
「Iris Plus Graphics」内蔵CPUを搭載した小型PC
これらは、薄型ノートや小型PCなどモバイル向けのCPU「Coffee Lake-U」を採用したIntel NUC規格のPC自作キット。128MBのeDRAMを統合したiGPU「Iris Plus Graphics 655」によりグラフィックス機能が向上したほか、Core i7とCore i5はTDP28Wながら4コア8スレッドで動作する(Core i3は2コア4スレッド)。
Core i7-8559Uの仕様は、ベースクロック2.7GHz/ターボ時最大4.5GHz、キャッシュ8MB、iGPUがベースクロック300MHz/バースト時1.2GHz。
Core i5-8259Uの仕様は、ベース2.3GHz/ターボ時最大3.8GHz、キャッシュ6MB、iGPUがベース300MHz/バースト時1.05GHz。
Core i3-8109Uの仕様は、ベース3GHz/ターボ時最大3.6GHz、キャッシュ4MB、iGPUがベース300MHz/バースト時1.05GHz。
NUC8i7BEH、NUC8i5BEH、NUC8i3BEHの3モデルの外観は同じで、本体サイズは117×112×51mm。ストレージは2.5インチSATA-SSD/HDD用×1(最大9.5mm厚)とM.2(PCIe Gen3 x4またはSATA3、Type-2242/2280)×1を搭載でき、両者を組み合わせてRAID 0またはRAID 1を構成することもできる。
NUC8i5BEKは、2.5インチベイを搭載しないかわりに薄型になっており、本体サイズは117×112×36mm。ストレージはM.2(PCIe Gen3 x4またはSATA3)×1のみとなる。
そのほかの搭載機能、インターフェースは4モデル共通で、メモリスロットがSO-DIMM×2(DDR4-2400 1.2V、最大32GB)。搭載デバイスはThunderbolt 3(USB-C)×1、HDMI 2.0a×1、サウンド(ヘッドホン/マイク)、1000BASE-T LAN(Intel)、IEEE 802.11ac無線LAN(Intel Wireless-AC 9560)+Bluetooth 5、USB 3.0×4(前面と背面に各2ポート、うち前面1ポートは充電対応)、USB 2.0×2(内部ヘッダピン)、Micro SDXCカードリーダー(UHS-I対応)など。
4モデルとも付属品はACアダプタとVESAマウントキットで、ACアダプタ用の電源ケーブルは別途用意する必要がある。保証期間は3年間。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店]