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ASUS「R.O.G.」に新モデル登場、保護用Armorや水冷対応機能も装備

 ASUS R.O.G.シリーズのHaswell対応マザーの新モデル「MAXIMUS VI FORMULA」が発売された。剛性や放熱効果を高めるという“アーマー”も装備されている。

 実売価格は45,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

保護と冷却の役割を持つ「Armor」を装備

 MAXIMUS VI FORMULAは、Intel Z87 Expressチップセットを搭載したLGA1150マザーボード。R.O.G.シリーズのHaswell対応マザーとしては、8月下旬に登場したMini-ITXモデル「MAXIMUS VI IMPACT」に続く製品で、ラインナップとしては「MAXIMUS VI EXTREME」に続く上から2モデル目。

 MAXIMUS VI FORMULAでは、マザーの保護と冷却の役割を持つという「ROG Armor」が装備。マザーの両面を覆うようにスチール製のパネルが装着されており、基板のたわみを防止するほか、ダクトとしても機能し、主要パーツの放熱効果を高めるという。

 また、VRM部には、水冷システムの接続も可能なヒートシンク「CrossChill」が搭載。水冷システムを組み合わせることにより、MOSFETの温度を最大23℃下げることが可能といい、オーバークロック耐性を高めるとしている。対応フィッティングはG 1/4インチ(フィッティングは別売り)。

 このほか、S/N比120dBを実現したという高品位サウンド「SupremeFX Formula」、銃声や足音などをレーダー表示する「Sonic Radar」、独自VRM「Extreme Engine Digi+ III」、Mini PCIeスロットとM.2(NGFF)スロットを持つ「mPCIe Combo II」、オンラインゲーム向けGigabit Ethernet「GameFirst II」なども搭載されている。

 スロット数はPCIe x16×3(3-Way CrossFireX/Quad SLIサポート)、PCIe x1×3、 Mini PCIe×1、DDR3 DIMM×4(最大32GB)。

 主な搭載インターフェイス・機能はDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0/3.0+HS、6Gbps SATA(10ポート)、RAID 0/1/5/10、USB 3.0(I/Oパネル部6ポート、ピンヘッダ2ポート)、8チャンネルサウンド。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店パソコンショップ アークツクモパソコン本店]

ASUS MAXIMUS VI FORMULA