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FlashAir向けの小型ボード「Airio」が販売中

Arduinoと組み合わせたデモも実施中

 FlashAirを利用してLED制御などが行なえる小型基板「Airio(えありお)」が三月兎2号店マルツパーツ館秋葉原店で販売中だ。両ショップは動作デモも行なっている。店頭価格は税込1,980円。FlashAirは付属しない(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

同人サークル「れすぽん」が製作したFlashAir評価ボード

店頭POP
基板裏面
使用例

 Airioは、同人サークル「れすぽん」が製作した「FlashAir評価ボード」。無線LAN搭載SDメモリーカード「FlashAir」のGPIOを使って、基板に搭載されているフルカラーLEDを制御したり、スライドスイッチの値を取得したりできる。

 基板にはSDカードスロットやUSB標準Aコネクタなどが装備。基板単体で使用する場合は、USBコネクタ経由で電源を供給する。

 対応するFlashAirは、Class10で、かつファームウェアのバージョンが2.00.03以上のもの。ファームウェアのバージョンが古い場合は、バージョンアップすることで使えるようになるという。

 また、使用時は、GPIOを有効にするために、FlashAir内のファイルを書き換える必要があるとのこと。

 同サークルのWebサイトにはサンプルのHTMLファイルが掲載されており、これをFlashAirに書き込み、スマートフォンなどからWebブラウザを用いてアクセスすることで、LEDの制御やスイッチ値の取得が行なえる。

 三月兎2号店では、このサンプルHTMLファイルを用いたデモが行なわれている。

 このほか、Arduino用のSDカードシールドとして使用可能で、Webサイトにはサンプルスケッチが掲載されている。

 マルツパーツ館秋葉原店では、Arduinoと組み合わせたデモ機が設置。Arduinoに搭載された照度センサーの状態が、FlashAirを介してタブレットで見られるようになっている。

[撮影協力:三月兎2号店マルツパーツ館秋葉原店]

Airio