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Raspberry Pi 2を使ったIoT機器自作キットが発売、玄人志向

謎のサングラス男直伝の「玄人指南書」が付属

 Raspberry Pi 2を採用した自作キットが登場、玄人志向ブランドの「KURO-IOTEXP/KIT」が発売された。遠隔操作でPC電源をONにする機器として使用でき、またドライバー以外の工具は不要という。店頭価格は税込16,200円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

「謎のサングラス男」によるマニュアル「玄人指南書」が付属

内容物
玄人指南書
キットの特徴
価格は税抜き表記

 この製品は、マイコンボードのRaspberry Pi 2やケース、ヒートシンク、GPIOエクステンションボード、USB-ACアダプタなど、多数のパーツをセットにした「自作IoT体験キット」(同ブランド)。

 同ブランドの顔としてお馴染みの「謎のサングラス男」によるマニュアル「玄人指南書」も付属しており、マニュアルを参考にすれば、キットでPCの電源を制御できるという。具体的には、スマートフォンによる遠隔操作で、自宅のPCの電源をONにできるとのこと。

 上級者向けの「キワモノ」シリーズに属する製品ながら、組み立て時はドライバー以外の工具は不要といい、同ブランドは「お手軽なキット」と謳っている。ただ、Linuxの知識は必要という。

 なお、今回の「指南書」では使用されていない、温湿度センサーやブザーなどのパーツもキットに含まれているとのこと。これらのパーツについて、同ブランドは「今後の指南書更新版で活用するかも!?」と、含みを持たせている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]