10ベイ対応のBraswell搭載NASキットがASUSTORから登場、リード398MB/s

　4コアのBraswell版Celeronを搭載したASUSTOR製NASキットの新製品が登場、10ベイモデル「AS6210T」と8ベイモデル「AS6208T」が発売された。店頭価格は順に税込149,800円、税込129,800円。

　販売ショップはオリオスペック、ツクモパソコン本店II。

Braswell版Celeronやメモリ4GBを搭載、転送速度はリード398MB/s超、ライト355MB/s超

　これらは中小企業向けのGigabit Ethernet対応NASキット。前面に10基または8基のホットスワップ対応ベイを備えており、2.5インチ/3.5インチのHDD/SSDを内蔵できる。ストレージインターフェイスは6Gbps SATA。

　搭載CPUはBraswell版Celeron。スペックは4コア、ベースクロック1.6GHz、最高クロック2.24GHzで、また本体にはハードウェア暗号化エンジンのAES-NI（AES New Instructions）も搭載するとされている。

　なお、プロセッサー・ナンバーは非公開だが、前述のスペックに合うモバイル向けBraswell版Celeronとしては、Celeron N3160（4コア/4スレッド、TDP 6W）がある。

　同社は、Braswell版Celeronとデュアルチャンネルメモリ（DDR3L 4GB）の搭載による高いパフォーマンスをアピール。リード398MB/s超、ライト355MB/s超のデータ転送速度を実現したといい、暗号化データへのアクセスについてもリード224.71MB/s超、ライト132.56MB/s超を謳っている。

　外部インターフェイスはGigabit Ethernet（4基）、USB 3.0（3基）、USB 2.0（2基）、eSATA（2基）、HDMI 1.4b、S/PDIF、赤外線レシーバ。メモリタイプはDDR3L SO-DIMMで、最大8GBに増設可能。

　本体サイズは高さ215.5×幅293×奥行き230mm。120mmファンを2基内蔵し、ノイズレベルはHDDアイドル時で22dBとしている。付属品はインストールCD、電源コード、LANケーブル（2本）など。

[撮影協力:オリオスペック]