アキバ店員のPCパーツウォッチ
アキバ店員のPCパーツウォッチ( 最近人気のCPUクーラー )
2016年7月12日 11:45
最近人気のCPUクーラー
今回は各ショップにCPUクーラーの売れ筋モデルを聞いてみた。多くのショップで定番モデルとして挙がったのはサイズの虎徹だが、最近は小型ケース向けに背が低いモデルを購入するユーザーが増えているという。
ツクモeX.パソコン館
虎徹が人気ですが、最近売れている安いケースは、高さ160mmのクーラーが入らないものが結構多いので、高さが150mm前後で120mmファンを搭載したMacho 120 SBMやTRUE Sprit 120M BW REV.Aもよく出ています。他は虎徹のワンランク上ということで、CRYORIGの製品が人気です。全体的にはサイドフロー型が人気で、トップフロー型はMini-ITXケースやAMD系でVRM周りを冷やしたい場合に選ばれるといった感じです。
ドスパラパーツ館
サイズの虎徹やCRYORIGのH5 UNIVERSALといったメモリと干渉しない設計のサイドフロー型CPUクーラーが鉄板ですね。ヒートシンクを持つオーバークロック仕様のDDR4メモリが安くなってきているので、それらと干渉しないCPUクーラーが人気なんです。あとは最近暑くなってきたこともあり、水冷クーラーの売上が伸びていますね。人気の水冷クーラーはCRYORIGのAシリーズで、CPU周りも一緒に冷やせる点が支持されていますよ。
BUY MORE秋葉原本店
先月は虎徹が売れ行き1位でしたが、在庫があったらHyper 103が1位だったはずです。最近は小さめのケースに使いたいという人が多いですし、うちで売れているK282はクーラーの高さが162mmまでで、虎徹よりも一回り小さいほうが組みやすいので。あと、最近のケースはサイドパネルにアクリル窓が付いているので、LEDが付いているHyper 103はその辺も人気です。
ソフマップ 秋葉原 リユース総合館
他のお店でも名前が挙がっていると思いますが、サイズの虎徹が発売以来ずっと売れ続けています。コストパフォーマンスや性能が高いのはもちろんのこと、背の高いメモリに干渉しづらい点や取り付けが容易な点が支持されている理由ですね。虎徹は1年を通して売れていますよ。
ソフマップ 秋葉原 本館
サイズブランドの虎徹と阿修羅がロングセラーですね。この2つは定番のCPUクーラーということで、ずっと売れ続けています。あとはCPU自体が昔ほど熱を持たなくなったということで、最近は小型のCPUクーラーも地味に売れています。小型クーラーはCRYORIGのM9iやC7が人気ですよ。
パソコンショップ アーク
一番売れているものといえばサイズの虎徹ですね。虎徹は飛び抜けた性能があるという訳ではないのですが、静音性、冷却性、大きさ、値段など全体のバランスが非常に良く、リテールクーラーからのステップアップとしてよく選ばれていますね。あと、最近は本格水冷キットも売れ行きが伸びています。本格水冷はThermaltakeが頑張っていて、オールインワンキットのPacific RL240 Water Cooling Kitなどが売れていますよ。
オリオスペック
最近は大型もしくは小型のCPUクーラーが人気ですね。当店ではNoctuaのクーラーが売れていて、大型のモデルはNH-D15Sが、小型のモデルはNH-L9x65やNH-L9iが売れています。大型のモデルはもちろんオーバークロック目的で、小型のモデルは小型PCケースに入れたいというのが人気の理由です。