今回、ちょこっとご紹介するのはシャープ X1 turboです。これまでにご案内したX1、X1Cの上位互換モデルです。SASIカードを用意すれば、変換番長を使って漢字CP/MのHDD動作環境を構築することができます。
……という感じで、いつもどおり、詳細な説明を書こうと思ったのですが、今回の本体はオークションでジャンク品として出品されていたもので、すぐには動作しない代物でした。とはいえ、簡単な修理で直せそうな感じだったので、今回はプチ修理編として、簡単な本体紹介と修理の様子をお伝えします。詳細な本体の説明は次回のお楽しみということでしばらくお待ち下さい。
X1 turbo本体です。フロントパネルがツートンカラーとなっているのはXシリーズではこのモデルのみです。 本体背面です。FM音源カードが拡張スロットに搭載されています。プリンタ端子は破損しています。このほかにも、電源ケーブルが切断していたんですが、修理しました。 というわけで、こちらが修理前の電源です。無残に電源ケーブルが切断されています。ほとんど独自コネクタですが、現在でも使用されているペリフェラルの電源コネクタが2つ見えます。 バラしてみました。コンデンサの損傷や、焦げた部品がないか、焼損臭がないかを確認してから作業をはじめます。 古いケーブルを取り去って、新しいケーブルにケーブル損傷防止のグロメット管を通したところ。 背面パネルも通しておきます。背面パネルやグロメットを通し忘れたり、方向を間違えるとハンダ付けのやりなおしです。 液晶ディスプレイに繋いでみました。とりあえず、当時の店頭デモソフトは問題なく動作しました。今回は24KHz表示なので、アスペクト比固定を使うことができましたが、前回に続き動作保証対象外です。