【 2009年1月10日号 】
ドリキャスPCの強化版が展示中
セガカラユニットでHybrid CrossFire対応
※(1/10更新)セガカラ@ホーム内部の写真を追加。
ドリキャスPC ドリキャスPC
ドリキャスPC ドリキャスPC
ドリキャスPC ドリキャスPC
ドリキャスPC ドリキャスPC
ドリキャスPC ドリキャスPC
 新たにCrossFireに対応、RAID構成のSSDも搭載するなど、大幅にパワーアップした「ドリームキャストPC」がツクモパソコン本店で展示中だ。

 このドリームキャストPCは、セガの家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」の筐体を使って同店スタッフが製作した改造PCで、2008年12月に同店が展示を開始。今回は、ドリームキャスト用の周辺機器「セガカラ@ホーム」(以下セガカラ)を主に用いて、様々な機能追加を行なっている。

 セガカラには玄人志向のRadeon HD 3450搭載ビデオカード「RH3450-LE256H/HS」と拡張カード型のビデオカードクーラーを内蔵。このビデオカードと、本体側のAMD 780G搭載マザーボード「MINIX 780G-SP128MB」のグラフィックス機能を合わせてHybrid CrossFire環境を構築しており、4画面同時出力も行なえるとのことだ。ビデオカードの接続には、未発売のディラック製PCI Express x4対応ライザーカード「DIR-PESX4EX」を使用しているという。

 なお、ビデオカードクーラーの電源は当初、USB経由で供給していたが、「発熱が増えて、動作が不安定になった」(製作スタッフ)ということで、電源ユニットから伸びている3ピン電源ケーブルからの供給に切り替えたそうだ。

 このほか、クリエイティブのUSBサウンドアダプタ「Sound Blaster Play!」も内蔵しており、セガカラ前面の「MIC.1」側はステレオサウンド出力用として、「MIC.2」側はマイク用としてそれぞれ機能するようになっている。

 セガカラによる機能追加にあわせて、本体側も仕様を変更しており、内蔵していた2.5インチHDDは、2台の2.5インチSSDに換装。さらに、これらをRAID 0構成にすることでパフォーマンスアップを実現している。使用しているSSDは、バッファローの「SHD-NSUM30G」とOCZの「OCZSSD2-2C30G」(いずれも容量は30GB)。

 展示ではセガカラ、ドリームキャストPCの上にミカン風の飾りが置いてあり、正月気分も演出中(?)だ。


□DIR-PESX4EX(ディラック)
http://www.dirac.co.jp/dirac/pesx4ex.html

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J&W MINIX 780G-SP128MB

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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